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松本市の食肉処理施設 佐久市の施設に移行へ

JA全農長野は、松本市にある食肉処理施設について加工や流通機能を佐久市内の施設に移行していくことを明らかにしました。
松本市にある食肉処理施設が移転・新設を断念したことを受け、県とJA全農長野が検討会を開きました。
施設はJA全農長野の子会社が松本市から土地を借りて運営していますが、市がごみ処理施設の建て替え先とするため、2028年度末に土地の返還が決まっています。
JAはこれまで施設の移転・新設を協議してきましたが建設費の高騰などを理由に断念、期日までに新たな流通体制を検討しています。
1日開いた検討会で、今後、食肉のカット処理などを佐久市の食肉加工会社「フレッシュミート佐久平」の建物を活用し行っていくことを明らかにしました。
JAは今年の秋をめどに佐久市での食肉処理を始める予定です。