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放置竹林の『竹』 有効活用を楽しみながら学ぶ

放置された竹林の有効利用について考えようと、30日、飯田市の小学生が地元の竹を学びと遊びに活用しました。

プールに響く元気な声。飯田市の竜丘小学校の6年生43人が、竹を使ったいかだ作りに挑戦しました。

■小学生
「楽しいで~す!最高!」

材料の竹は、通学路にある放置竹林から自分たちで切り出しました。指導したのは、地域の竹林整備に取り組む団体です。

■チクリンクス 曽根原さん
「(竹が)自分たちの暮らしに楽しかったり、おいしかったり温かかったりで寄与していくっていうことを、子どもたちの年代で実感してもらうっていうのが重要」

完成後は、いかだレース!25mプールを往復して、速さを競いました。そして、締めくくりは、流しそうめんです。いかだの竹を使った長さ約4メートルの特製そうめん台に、手作りの器で味わいます。

■小学生
「美味しいです!」
■小学生
「整備した竹(を使うことで)見た目もきれいになるし、それを使ってこんなに遊べるのはすごいと思った」

自然とふれあい、地域とつながりながら、「竹のリサイクル」について考える一日となりました。