松本市食肉処理施設の移転断念 経費高騰など理由に
松本市がJAに土地の返還を求めている食肉処理施設について、JA全農長野は経費の高騰などを理由に移転を断念したことを阿部知事に報告しました。
■JA全農長野・神農佳人会長
「苦渋の決断ではございますが、松本市食肉処理施設の移転については断念したい」
JA全農長野の神農佳人会長が阿部知事のもとを訪れ、松本市の食肉処理施設の移転について報告しました。
この施設を巡っては、土地を所有する松本市が、近隣のごみ処理施設の建て替え先とするため、JAに対して2026年度末までに土地を返還するよう求めていました。
施設の移転先として朝日村を最適地として計画を進めてきましたが、資材価格高騰で経費が当初見込みの51億円を上回る、145億円に上ることや、周辺住民の理解が十分得られなかったことなどを理由に、JA全農長野は計画を断念することを決めました。
■阿部知事
「(移転は)断念せざるを得ないということで話を頂戴した。関係者の皆さまのご意見を十分賜りながら、これからの長野県の畜産振興の在り方を考えていきたい」
今後の代替案として、県外や中野市の食肉処理施設でと畜を行い、佐久地域の施設で食肉のカット処理などを行う案が検討されているということです。
■JA全農長野・神農佳人会長
「苦渋の決断ではございますが、松本市食肉処理施設の移転については断念したい」
JA全農長野の神農佳人会長が阿部知事のもとを訪れ、松本市の食肉処理施設の移転について報告しました。
この施設を巡っては、土地を所有する松本市が、近隣のごみ処理施設の建て替え先とするため、JAに対して2026年度末までに土地を返還するよう求めていました。
施設の移転先として朝日村を最適地として計画を進めてきましたが、資材価格高騰で経費が当初見込みの51億円を上回る、145億円に上ることや、周辺住民の理解が十分得られなかったことなどを理由に、JA全農長野は計画を断念することを決めました。
■阿部知事
「(移転は)断念せざるを得ないということで話を頂戴した。関係者の皆さまのご意見を十分賜りながら、これからの長野県の畜産振興の在り方を考えていきたい」
今後の代替案として、県外や中野市の食肉処理施設でと畜を行い、佐久地域の施設で食肉のカット処理などを行う案が検討されているということです。