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参院選候補者に聞いた…石破政権への評価

7日からシリーズでお伝えしていく「参院選候補者に聞きたい『5つのコト』」です。
長野県区に立候補している5人の候補者に、5つの同じ質問をぶつけ、質問ごとに5人の回答を並べることで、訴えや、考えの違いを明らかにしていきます。

今回は、「石破政権への評価」です。参院選県区に立候補しているのは、届け出順に、参政党・新人の竹下博善さん(42)。自民党・新人の藤田ひかるさん(35)。立憲民主党・現職の羽田次郎さん(55)。諸派・新人の山田雄司さん(35)。諸派・新人の加藤英明さん(66)の5人です。
今の政治の継続か、刷新か…。「石破政権への評価は100点満点中何点?その理由は?」という質問で、候補者の「立ち位置」を明らかにしていきます。

■参政・新人 竹下博善候補(42)
「えーそうですねまぁ30点、はい。その理由は国民生活が全く良くなっていない、相変わらずずっと消費減税には消極的だし。今回、ガソリン暫定税率の話が流れてしまったが、まさに今やらなければならないことだったと私は考えている」

加えて、竹下さんは、外交にも注文を付けます。

■参政・新人 竹下博善候補(42)
「アメリカでもトランプ大統領がパリ協定を脱退したりだとか、WHOを脱退したりだとか、色々な動きがある中で、日本もアメリカがなんでそんな動きになっているのかしっかり検証して、日本の今後の立ち位置を考えていく必要がある」

■自民・新人 藤田ひかる候補(35)
「100点満点中40点でお願いします。40点というのは今、世論調査を見ていてもなかなか内閣への支持が得られていないというところ、私は真摯に受け止めなければいけないと思っている」

藤田さんは、評価出来るポイントもあげました。

■自民・新人 藤田ひかる候補(35)
「少数与党なので、誰がやっても政権運営が難しいというところの中で、必要な関税交渉、これも結果がなかなか出ていないところではあるが、粘り強い関税交渉や備蓄米放出、電気代・ガス代の補助も含めて必要なところの物価高対策は早急に始められている」
■立憲・現職 羽田次郎候補(55)
「まぁ50点くらいかなという気はする。少数与党政権だから相当野党にも気を遣いながら政策を、法律を、予算を実現していかなければならないという状況なので。野党との様々な話し合いというのも、うまくある程度は進めてきたところがあるのかなと」

一定評価をする一方で、羽田さんが指摘するのが…

■立憲・現職 羽田次郎候補(55)
「自分たちがやってきた自民党の政策というのを、反省すること無くただ進めていくというやり方には私は反対をしているが、それでも50点くらいは付けられるだろうと」

■諸派・新人 山田雄司候補(35)
「なかなか、任期中のことなので最終的な評価を下すのは難しいということを置きつつ60点。その理由としては、少数与党として国会の運営はとても大変な中やっているなと感じるし、地方創生を一つの軸にしながら進めていくところはすごく評価出来るところだなと思っている」

ただ、山田さんは社会保障政策などについて…。

■諸派・新人 山田雄司候補(35)
「年金制度より複雑な中で、本当に必要な層にサポートになっているかは疑問だし、一律給付に関しても同じく、本当にニーズのある方に届けられているのか。

■諸派・新人 加藤英明候補(66)
「上から目線で恐縮だが100点満点で0点だと思う。

加藤さんがここまで厳しい点数とする理由は…。

■諸派・新人 加藤英明候補(66)
「直近では世界的な会議で内容よりも作法とか、座りながらの握手とか、日本人としては恥ずかしいということと、外交でもトランプ関税とかそれに対する対応をしていけばいいのに全く出来ていないので、そういった意味では外交に関しては0点という風に評価させてもらっている」

参院選は、今月20日に投開票が行われます。