abn 長野朝日放送

「花の宝庫」とも呼ばれる富士見町の入笠山一帯で、約120万本のスズランが見頃を迎えています。

観光客が、木道から身を乗り出して撮影するのは・・・ニホンスズランです。
富士見町の入笠湿原で約100万本が見頃を迎えています。

■茨城から
「かわいいですね。大好きだからね、野花が。私もね、これで撮ってインスタとかTik Tokとかに上げるんですよ」

入笠湿原の標高は1730メートル。
富士見パノラマリゾートのゴンドラで約15分で行くことが出来るため、観光客に人気があります。
今年のニホンスズランの開花は、春先に続いた寒さの影響で例年より1週間ほど遅れました。
一方、湿原の近くにある入笠すずらん山野草公園では約20万本のドイツスズランが咲いています。
葉の影に隠れるように花を付けるニホンスズランに比べ、ドイツスズランは花が葉よりも上に、隠れずに咲くのが特徴です。
また香りもニホンスズランより強いと言われています。

■神奈川から
「スズランて、そんなに香らないと思っていたんですけど（以前）友達と来たときに、香りがすごかったので、また来たいと思って今日きました。」

ドイツスズランは今週末まで、ニホンスズランは6月末まで楽しめるということです。