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最新技術で省力化を実現する次世代型養豚場を新設

筑北村に最新技術を導入した養豚場が建設されました。豚舎の清掃などを機械が自動で行い、安心安全な豚肉の提供を目指す、「次世代型」の養豚場です。

筑北村にある養豚場「筑北ファーム」。
約1万1000平方メートルの敷地に、豚舎4棟や飼料タンクなどが建設されています。
事業を手掛けるのは飯田市の綿半ホールディスグスのグループ会社・綿半ファームです。

■綿半ファーム・屋ケ田光一社長
「スーパーなども経営しているので、安心安全を考えると我々ですべて見たものをお客様に提供するところがまず一番だと思う」

「筑北ファーム」では、水や餌を自動で供給する機械や、豚舎内を自動で洗浄するロボットを導入しました。
人が豚舎の中に入らず飼育できるため、豚がウイルスに感染し、死亡するリスクを抑えます。
出荷の時期を管理する機械や、豚舎の温度や湿度を遠隔操作する装置など、最新の技術が導入されています。

■綿半ファーム・屋ケ田光一社長
「今後、人口が少なくなっていく中で働き手が無いという中でも、肉を供給し続けるという使命がある人がいなくても生産ができる体制という中では省力化は大きい」

再来年度までに年間約6000頭の出荷を目指しています。