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「学ぶ意欲」は衰えず…シニア向けアカデミー入学式

いくつになっても「学ぶ意欲」は旺盛です。高齢者世代を対象にした「ながのシニアライフアカデミー」の入学式が開かれました。

「ながのシニアライフアカデミー」は、長野市と長野県立大学、信州大学が開く高齢者世代のための学びの場で、今回の入学者が14期生となります。

■参加者80代
「私が一番関心があるのは街づくり。高齢者がこれから社会参画していかないと長野市もやっていけないでしょ。同じような志を持つ仲間と会いたい」

■参加者60代
「講義の内容見て、これはいいなと。座学だけでも(良い)」

今期は30人余りが入学し、平均年齢は70歳超え。約1年の全10回の講義には「ICT活用論」「暮らしと仕事とAI」など、時代の先端を行くものも並びます。

■参加者60代
「やっぱりICT活用ですかね。AIの技術が進歩しているので、我々にも身近に感じられるように勉強したい」

講師は、長野県立大学や信州大学の教授などが担当する本格的なもの。これまでに480人が卒業しました。

■参加者70代
「70代になって毎日の繰り返しで少し頭に刺激をあげようと思いました」

いくつになっても学ぶ意欲。そして、学んだ知識が地域社会に還元されることが期待されます。