県内ニュース

若者の和装着用機会に…たちばな杯かるた大会

着物や振袖などを販売する長野市の会社が、若者が和装を楽しむ機会を作ろうと競技かるたの大会を開きました。

2023年にスタートし、今年が3回目となる「たちばな杯かるた大会」。
着物や振袖などを販売する「たちばな」と県かるた協会が開きました。
県内の学校に通う小学生から大学生と、県内出身の学生、合わせて102人がエントリーし、予選を通過した32人がトーナメント方式で戦いました。
参加者は全員、はかまを着用。
大会では、若者が和装を楽しむ機会を作ることや、競技かるた人口を増やすことを目的にしています。

■中学1年「上の着物とはかまが合っていて良い。取る姿勢がはかまのおかげで取りやすくなって、姿勢が良くなります」
■大学4年「強い人が出る大会じゃないと和装でという決まりがある大会は無いので、和装での練習になるというかありがたい。自分の力が発揮できるように頑張りたい」
■県かるた協会高洲慶一副会長「かるたは普段、Tシャツやジャージで取る。着物でかるたを取ることを通してどんどん強くなっていきたいという気持ちを持ってもらえれば、かるたも日本の伝統文化なので、色んな伝統文化に興味を持ってもらいたい」

大会は25日午後4時半ごろまで行われ、優勝者には着物と帯、準優勝には浴衣と帯が贈られます。