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人手不足解消も…老舗旅館「減室拡大」リニューアル

諏訪湖畔にある温泉旅館が大幅な改装を経て5月にリニューアルオープンします。
その背景には、おもてなしの向上のほかに、コロナ禍以降続く人手不足を解消する狙いがあります。

諏訪湖を一望できる広い客室。露天風呂も付いています。
諏訪市にある温泉旅館「朱白(すはく)」が5月のリニューアルオープンを前に内覧会を開きました。
今回のリニューアルでは諏訪湖側に面した12部屋を6部屋に統合。1部屋あたりのスペースを広げました。
部屋の数を減らすことでコロナ禍以降続く人手不足を解消したいという狙いもあります。

■牛越泰三・総支配人
「やはり、従業員の負担を減らすというところのなかでも、客数を減らしてお客様へのより一対一のサービスがより出来るような形にしたいというところで、今回部屋数を減らした部分はございます。」

レストランでは、壁を取り払いオープンキッチンを新設。目の前で調理が見られるよう工夫しました。
宿の名前も「双泉の宿 朱白」から「諏訪別邸 朱白」に改め、5月1日にリニューアルオープンする予定です。