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セクハラで警察官を懲戒処分 その後依願退職

同じ所属の女性警察職員にセクハラを繰り返したとして警察署に勤務する男性警部補が懲戒処分を受けました。男性は21日付で依願退職しました。

警察によりますと、50代の男性警部補は2023年度から2024年度にかけ、同じ部署に所属していた女性警察職員に対し、職場内でひわいな内容を話すなどのセクハラをしました。
さらにアダルトDVDを見せたり、自身の下半身の写真を送ったりしたほか、職場内で勤務時間外に自身の下半身を触らせたということです。
行為は2人の職場が変わってからも続き、女性が2025年1月、同僚に打ち明けたことで発覚しました。
警察は捜査をしたものの女性が被害申告をしていないことなどから事件化は見送り、21日付で男性警部補に停職1カ月の処分をしました。
男性はセクハラについて認め「大変申し訳ないことをした」と話し、21日付で依願退職したということです。

高松剛首席監察官は「誠に遺憾で深くおわびする。信頼回復に努めます」とコメントを発表しました。