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被災地の最前線で活動 長野日赤で医療救護班任用式

長野赤十字病院で、地震などの災害が発生した時に最前線で活動する医療救護班が編成されました。

任用式では医療救護班に任用された35人に、小林光院長から辞令が交付されました。
長野赤十字病院は災害派遣医療チーム・DMATとは別に、医師や薬剤師、看護師など7人で「医療救護班」を編成しています。
班は全部で5つあり、去年1月に起きた能登半島地震では3つの班・延べ23人が現地に派遣され、救護活動に当たりました。

■長野赤十字病院・小林光院長
「まさにこの瞬間もどんな災害が起きてもおかしくない、そういう状況だと思います。いかなる状況下であっても人の命と健康、尊厳を守るというのが日本赤十字社のミッションです」

任期は1年で、定期的に研修や訓練を重ねて有事に備えます。