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バス路線廃止で長野市が6月までに代替案を示す方針

長野市の市街地と中山間地を結ぶ6つのバス路線の廃止をめぐり、荻原市長は会見で「6月の議会までに具体的な代替案を示す」と述べました。

長野市の市街地と中山間地を結ぶ路線バスを巡っては、運転手不足や利用者減少を理由にアルピコ交通と長電バスが6路線を9月末で廃止すると発表しています。
代替案として市営バスの委託運行や事業者と協定を結び、乗り合いタクシーを運行することなどが検討されていますが具体的な方針はまだ示されていません。

■荻原市長
「松本市が行っている公設民営(バス)いわゆるエリア一括方式・委託方式という手法も含めて、新たな公共交通のあり方、あるいは行政の関わり方を研究して、6月の補正予算の時に関連費用を図らせてもらうというのもあるので、議会が始まる前にはしっかりと方向性を示したい」

一部路線で検討されている廃止時期の延長については時期の見直しや期間も含め、詳しく示したいとしています。