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御開帳へ抱負も 大本願新住職に川名上人が就任

善光寺大本願の新住職にきょう付で、川名観惠上人が就任し、2年後に控えた御開帳についても意気込みを語りました。

午前7時前、善光寺大本願の新住職、第122世・川名観惠上人が、朝の法要に出仕しました。手にした数珠で頭に触れる「お数珠頂戴(じゅずちちょうだい)」に、参拝者が並びます。
この後、川名上人は、1年を通して毎日、欠かさずに行われる法要、「お朝事」に臨みました。

川名上人は、東京都出身の85歳。
1947年に青山善光寺に入山し、1997年からは住職を務めました。

■善光寺大本願住職・川名観惠上人
「(信州の)新鮮な空気がこの体の中にこう入ってくるのがとても爽やかで感じがいいなと」

川名上人は2014年から善光寺大本願の副住職を兼任。
1997年から28年間、善光寺大本願の住職を務めた第121世・鷹司誓玉上人の後任として、住職を務めます。
2027年4月、任期中に控える善光寺の御開帳については…

■善光寺大本願住職・川名観惠上人
「私も初めての経験で分かりませんけれども、お前立本尊様に少しでも近づき、多くの方々にご縁をお伝えしていきたい」

善光寺大本願の住職の任期は、4年となっています。