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20代男性が信大の卒業式出席後に「はしか」を発症

信州大学の卒業式に出席した愛知県の20代男性がはしかに感染していたことが分かりました。長野市保健所が注意を呼び掛けています。

はしかの感染が確認されたのは、愛知県岡崎市に住む会社員の20代男性です。
長野市保健所などによりますと男性は3月23日、発熱や充血、発疹などの症状が出ました。
翌日に医療機関を受診し、遺伝子検査の結果、はしかの感染が断定されました。
男性は3月5日から10日までベトナムに滞在し、症状が出る前日の3月22日に長野市内の喫茶店やコンビニエンスストアなどを利用し、信州大学の卒業式に出席していました。
ウイルスの空気中での生存期間は2時間以下とされていて、現在施設を利用することに問題はありません。

はしかは潜伏期間が最大3週間とされ、非常に感染力が強いのが特徴です。