長野朝日放送・放送番組審議会(第344回)
開催年月日
2025/07/24
開催場所
4階役員会議室
出席者
委員総数9名 出席委員数4名
- (出席委員)
- 遠藤守信委員長、小林玲子副委員長、青木恵里子委員、西澤仁志委員、五十嵐裕委員、長谷川孝治委員、上野眞奈美委員、喜内久雄委員
- (会社側出席者)
- 岩田淳代表取締役社長、津川章久取締役・編成戦略局長、鏑木俊樹取締役・総務局長兼放送番組審議会事務局長、植松智編成戦略局編成部長、山岸寿美報道制作局長、倉島崇志総務部長兼放送番組審議会事務局
議題
- 課題「地上波テレビとコンプライアンス・テレビの信頼回復に向けて」(第94回系列24社放送番組審議会審議会委員代表者会議議題)について
- その他の番組に対する意見要望について
- abnに寄せられた視聴者の声の概要について
- 2025年8月、9月の単発番組について
- 次回課題番組等について
議事の概要
- 放送倫理手帳に基づき人権尊重と透明性を徹底し事実に基づく正確迅速な報道を継続することが求められた。
- 政治的公正を守りつつ不正は不正と指摘し放送倫理手帳の精神で判断材料を提供することが求められた。
- 影響力のある上層部の改革と異業種交流を通じ、開かれた組織文化でテレビの信頼回復を図ることが必要と指摘された。
- 放送倫理手帳や人権に関する基本方針を実効的に学び実践し、小さな声を尊重する風通しの良い組織を築くことが指摘された。
- 面白さ追求と倫理観の両立を徹底し、社員教育で健全な社風を根付かせることが重要と指摘された。
- 第三者視点を導入しコンプライアンスを徹底する組織的な仕組みを作り社会的責任を果たすよう求められた。
- バラエティーやドラマにおける過激・定型表現を抑え、倫理観を持った安心できる番組作りをすることが求められた。
- SNS時代に対応し、報道や選挙報道では正確性とファクトチェックを強化して、地上波テレビの信頼性を生かす情報提供をすることが求められた。
- センセーショナルさより真実重視で検証を怠らず、社会的責任を果たす報道姿勢を貫くことが求められた。
- 倫理と娯楽を両立させ、視聴後に幸福感や共感を得られる番組作りをすることが要望された。
- 視聴率や話題性だけでなく倫理性や社会的意義を評価軸に組み込み、リッカート尺度等を導入し番組内容を定量評価することが提案された。
- 子どもと安心して視聴でき、学びや感動を共有できる番組作りが求められた。
- 地方局の強みを活かし視聴者の声を反映、信頼される社会基盤としての役割を担うことが要望された。
〇2025年6月にabnに寄せられた視聴者の声は、総件数105件(メール41件)、内訳は、問い合わせ45、意見22、苦情0、要望16、その他20でした。