長野朝日放送・放送番組審議会(第337回)
開催年月日
2024/11/28
開催場所
4階役員会議室
出席者
委員総数9名 出席委員数8名
- (出席委員)
- 遠藤守信委員長、小林玲子副委員長、青木惠里子委員、西澤仁志委員、久保村智委員、五十嵐裕委員、長谷川孝治委員、上野眞奈美委員
- (会社側出席者)
- 薮塚謙一常務取締役・報道制作担当、持田義取締役・放送番組審議会事務局長、原謙編成戦略局長、植松智編成戦略局編成部長、山岸寿美報道制作局長、山下千帆報道制作局報道制作部統括部長(番組プロデューサー)、山口哲顧報道制作局エクゼクティブプロデューサー(番組ディレクター)、郡司勝己総務局長兼放送番組審議会事務局、倉島崇志総務部長兼放送番組審議会事務局
議題
- テレメンタリー2024「森の探偵ととなりのクマたち」について
- その他の番組に対する意見要望について
- abnに寄せられた視聴者の声の概要について
- 2024年12月、2025年1月の単発番組について
- 「第93回 系列24社放送番組審議会委員代表者会議」報告
- 次回課題番組等について
議事の概要
- 番組は写真家の宮崎学さんを通じて、里山と山の境界が曖昧になっている現状とクマの生態や人間との関わりを伝え、深く考えるきっかけとなった。
- 宮崎学さんの人柄や生き方、特に自作の機材を使って50年間活動してきた姿勢に感銘を受けた。
- 自然をテーマにした、視聴者に自由に考えさせる構成で、人間の立ち位置を再認識させる内容だった。
- 番組全体のメッセージがやや分かりにくく、多くの話題が盛り込まれているため、情報の整理や流れの工夫が求められた。
- 動物のリアルな映像が生々しく刺激的に感じる場面があり、表現方法に配慮が必要との意見があった一方、生々しい場面が説得力を持ち、テレビならではの表現が活かされたとの評価があった。
- カメラの工夫や取材の丁寧さが臨場感を生み宮崎学さんの人柄をよく捉えており、番組構成やナレーションが宮崎さんの魅力を引き立てていた。
- 番組は限られた時間内で多くの問題を取り上げており、より長時間の続編やシリーズ化を期待する声があった。
〇2024年9月にabnに寄せられた視聴者の声は、総件数116件(メール50件)、内訳は問い合わせが36件、意見が23件、苦情0件、要望13件、その他44件でした。