長野朝日放送・放送番組審議会(第277回)
開催年月日
2018/11/21
開催場所
4F 役員会議室
出席者
委員総数 9名 出席委員数 5名
- (出席委員)
- 遠藤守信委員長 丸山貢一副委員長 小林玲子委員 青木恵里子委員 山口美緒委員
- (レポート)
- 山﨑宏委員
- (会社側出席者)
- 土屋 英樹代表取締役社長 森田良平常務取締役・番組審議会事務局長 下平彰一編成業務・報道制作担当取締役 五十嵐洋人役員待遇編成業務担当補佐 山岸寿美編成業務局長 伊藤永嗣編成業務局編成部長 郡司勝己報道制作局長 中村あゆみ報道制作局報道制作部副部長
議題
- 「信州のがん最前線Vol.14 がんと仕事と人生と」について
- その他の番組に対する意見要望について
- abnに寄せられた視聴者の声の概要について
- 2018年12月、2019年1月の単発番組について
- 次回課題番組等について
議事の概要
- がん患者の3割が就労世代だという現在、仕事をつづけ収入を維持することは患者にとって現実的で切実な問題。テーマの切り口がとても良かった。
- 実際に患者の方が語ってくれたことで説得力のある番組になった。実名で出演してくださった皆さんに感謝と敬意を表するとともに、信頼関係を作った制作者の努力をたたえたい。
- 傷病手当金などについてわかりやすく解説されていた。社会保険労務士による無料相談など、全く知らなかった良い情報を得ることができた。
- データが多く提示されたことで番組の信頼度が上がった。また、図やテロップが適切に表示され内容の理解を助けた。
- 途中、病院や保険のCMが流れたが、いつもより関心を持って見ることができた。
- より深く、1時間番組にしても良い内容だった。番組を通して正しい情報提供や問題提起を続けてほしい。
- 悪意はないのに、上司をはじめ周囲の情報や知識不足によるすれ違いなど、大切な課題を示していた。会社と患者、双方の理解が大切であり、どちらにも参考になる内容だった。
- 患者の就労を支援する制度の導入など、企業経営者にとっては刺激となる番組だったのではないか。小規模事業者でもできることは何か、事例があれば知りたいと思った。
- キャンサーペアレンツの話題は興味深いものであったが、テーマである"仕事"から離れてしまいわかりづらかった。
- 今回は、比較的恵まれた事例の紹介に留まった。現実には3割以上が依願退職や解雇により職を失っているという負の側面も取材してほしい。
- 地方は、先端医療や企業による支援制度の導入等においてハンディキャップがある。こうした番組で地域の医療レベルの底上げを後押ししていってもらいたい。
○平成30年10月中にabnによせられた視聴者の声の総数は129件(内メール31件)、内訳は(お問合せ81件、ご意見24件、苦情0件、ご要望13件、その他11件)だった。