COUNCIL 放送番組審議会

長野朝日放送・放送番組審議会(第256回)

開催年月日

2016/10/19

開催場所

4F 役員会議室

出席者

委員の出席 委員総数 9名 出席委員数 5名
(出席委員)遠藤守信委員長 小川正芳副委員長 丸山貢一副委員長 長門徹委員 丸山正道委員
(レポート)イチカワドイル徳恵委員 小林玲子委員
(会社側出席者)土屋英樹代表取締役社長 渡辺宏幸常務取締役・番組審議会事務局長 下平彰一編成業務・報道制作担当取締役 五十嵐洋人編成業務局長 山崎浩二編成業務局編成部長 郡司勝己報道制作局長 山口哲顧報道制作局報道部部長待遇
(特別出席者)薮塚謙一朝日新聞長野総局長

議題

1)「テレメンタリー2016 雷鳥を守るんだ ―〝神の鳥〟その声を聴く男―」について
2)その他の番組に対する意見要望について
3)放送番組種別の公表
4)abnに寄せられた視聴者の声の概要について
5)2016年11月の単発番組について
6)次回課題番組等について

議事の概要

  • サルが雷鳥を捕食する映像は衝撃的で、標高3千メートルという高地で環境破壊が進んでいることを実感させられた。
  • テンが雷鳥のケージを襲う場面は、驚くべき映像だった。長期にわたり密着し決定的瞬間を撮影した、スタッフの苦労は大変なものだったのではないか。
  • 雷鳥が保護されているケージが複数あったが、それぞれの場面でどのケージの、どの雷鳥なのか、視聴者にわかるようテロップやナレーションによる配慮があるとなおよかった。
  • 「雷鳥を守るんだ」というタイトルからは強い意志が感じられ、中村教授の静かな情熱とメッセージを視聴者によく伝えるものだった。
  • 雷鳥の危機の実態を克明に伝える内容だった。保護活動を追うだけでなく、中村教授の主張を番組内ではっきりと伝えれば、視聴者の心にさらに響いたのではないか。
  • 人間の活動の影響により破壊された生態系を人間の手で回復することの難しさ、そこにどこまで人が介入していいのか、非常に重いテーマを含んでいる。長野県の放送局として、継続的に取材し、番組を発信しつづけてほしい。

○「放送番組の種別ごとの放送時間」の報告を行い承認された。
報告した内容は下記の通り。

  • 「基本番組表」
  • 「番組種別ごとの放送時間」
  • 「CMの放送時間」

○平成28年9月中にabnによせられた視聴者の声の総数は166件(内メール26件)、内訳は(お問合せ106件、ご意見22件、苦情0件、ご要望29件、その他9件)だった。