COUNCIL 放送番組審議会

長野朝日放送・放送番組審議会(第248回)

開催年月日

2016/01/12

開催場所

4F 役員会議室

出席者

委員総数 9名 出席委員数 9名
(出席委員)遠藤守信委員長 小川正芳副委員長 神津良子副委員長 中條功委員 イチカワドイル徳恵委員 丸山貢一委員 寺沢宏芳委員 丸山正道委員 長門徹委員
(会社側出席者)土屋英樹代表取締役社長 渡辺宏幸常務取締役・放送番組審議会事務局長 下平彰一編成業務、報道制作担当取締役 五十嵐洋人編成業務局長 郡司勝己報道制作局長 塚田心悟報道制作局制作部エクゼクティブプロデューサー 伊藤裕基番組ディレクター

議題

1)ネイチャー&ヒューマン スペシャリシリーズ2015
 「ふしぎの谷 大鹿村~歌舞伎の里の四季~」について
2) その他の番組に対する意見要望について
3) abnに寄せられた視聴者の声の概要について
4) 2016年2月の単発番組について
5) 次回課題番組等について

議事の概要

  • 大鹿村の自然や人の魅力をいかんなく伝えていて、すばらしい番組だった。
  • 生きることの根源的な意味を考えさせられる番組だった。四方を山に囲まれた小さな村で、農地にも恵まれず、住むには厳しい環境の中、なぜこの地で生活を営むのか。番組は、その問いに対する答えを大鹿歌舞伎という切り口で見事に描いていた。歌舞伎は、村で暮らす自分を確かめたり、村で暮らすことの意味を確認する作業でもあるのかなという気がした。
  • 映像は非常にきれいで、大鹿村の四季を定点で見せ、折々の変化が理解でき、しかも空撮を効果的に使って、村の様子や中央構造線の谷の表現が分かりやすかった。
  • 大鹿歌舞伎、それから大鹿村の大自然を知るということでは、とても見ごたえがある番組だった。
  • いつもながら映像の美しさは抜群で、特にカメラアングルは卓抜だった。あまりにも美しくて、身の底まで洗われるような気がしました。
  • 自然に対する映像の美しさと、そこで暮らす人々に対しての、丁寧な取材については王道をきちっといっていて、安心して見させてもらった。
  • 村人のドラマを丁寧に描いていて、人肌のぬくもりが感じられるような作品に仕上がっていると思った。
  • ジオパークを盛り込んだことで、今回のコンセプトがちょっと散漫になってしまったのではないかと思った。
  • 「ふしぎの谷」という風土と、大鹿村歌舞伎につながりを持たせようとして、例えば中央構造線や災害などを素材として使ったが、それと歌舞伎とのつながりを結ぶエピソードがなかった。風土と歌舞伎というところにつながりが見えてくれば、なぜ「ふしぎ」なのかということも含めて、視聴者に伝わるものがあったと思う。
  • 伝統の大鹿歌舞伎を支える人々の本質にもっと踏み込んで、地元の局ならではの斬新な切り口がほしかった。

○平成27年11月中にabnによせられた視聴者の声の総数は、167件(内メール53件)、内訳は(お問合せ93件、ご意見32件、苦情0件、ご要望25件、その他18件)でした。
 平成27年12月中にabnによせられた視聴者の声の総数は、178軒(内メール42件)、内訳は(お問合せ94件、ご意見28件、苦情0件、ご要望43件、その他13件)でした。