放送内容

3000mに生きる 北アルプス 奇跡の山小屋

3000mに生きる 北アルプス 奇跡の山小屋(2025年3月12日 水曜 よる7時)

2025年3月12日(水)よる7時 放送

ナレーション:中野希友未(abnアナウンサー)

3000mに生きる 北アルプス 奇跡の山小屋・見逃し配信

3000mに生きる 北アルプス 奇跡の山小屋見逃し配信中:2025年4月11日まで

北アルプスの最高峰、奥穂高岳(3190m)の山頂から、一番近い場所にある山小屋「穂高岳山荘」。2011年、26歳の若さで三代目の主人となった今田恵さん。時代にあった快適な山小屋を目指しています。

元々、山荘は恵さんの祖父・重太郎さんが避難小屋として1925年に建てました。その後、父・英雄さんが二代目となり、改修。建物以外にも石畳や石垣の整備、風力や太陽光発電を積極的に取り入れるなど、自分の理想にそった山小屋作りを進めました。そんな英雄さんが2023年12月に他界。2024年は、父がいない初めてのシーズンとなりました。

三代目 今田恵さん(3000mに生きる 北アルプス 奇跡の山小屋・2025年3月12日)

三代目 今田恵さん

三代目となってから、恵さんは「登山客が何を求めているのか」を常に考えてきました。「時代に合った山小屋」を目指し、山小屋では珍しいクレジットカードや電子決済を導入しました。また、山荘の創立100周年を機に、自らYouTubeチャンネルを立ち上げ、山荘の様子を動画配信しています。そんな変化には、登山者の利便性のほかにも、ある思いがありました。

水源掘り(3000mに生きる 北アルプス 奇跡の山小屋・2025年3月12日)
穂高岳山荘へ向かう(3000mに生きる 北アルプス 奇跡の山小屋・2025年3月12日)
今田英雄さん(3000mに生きる 北アルプス 奇跡の山小屋・2025年3月12日)
三代目 今田恵さん(3000mに生きる 北アルプス 奇跡の山小屋・2025年3月12日)

番組は、2024年4月の小屋開けから11月の小屋閉めまでを撮影。恵さんが目指す「奇跡の山小屋」と、その思いに応える山荘スタッフの1年を見つめました。3000mに生きる困難、喜び、また、季節ごとに輝く北アルプスの絶景もたっぷりとお届け。今年1月に放送した「テレメンタリー2025 山と生きていく 私」の拡大特別編です。

夕日に染まる穂高岳山荘(3000mに生きる 北アルプス 奇跡の山小屋・2025年3月12日)

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