2022年11月23日 水・祝 午後2時40分~3時10分 放送
誰もが口ずさめる童謡「てるてる坊主」。明日の天気が晴れることを願った詞は、池田町出身の文学者・浅原六朗の作によるものだ。「てるてる坊主」は大正10年(1921年)に発表され、歌い継がれて100年となる。
六朗は5歳のとき、家の事情で池田町を去らなければならなかった。その後、雑誌「少女の友」に浅原鏡村のペンネームで童謡「てるてる坊主」を発表したのが20代半ばのとき。当時の六朗は、必ずしも、池田町と深いつながりがあったわけではなかった。
しかし番組では、六朗を知る人たちにインタビューを行い、その人生や人柄を振り返りながら、「てるてる坊主」が故郷・池田町との縁をつないだエピソードなどを紹介する。
また、地元の小学生たちが「てるてる坊主」を合唱。美しいハーモニーが番組に彩りを添える。
「てるてる坊主」は、池田町の街づくりにも活用されている。マンホールのふた、郵便局の風景印、菓子店に並ぶまんじゅうなどなど…。モチーフにした可愛らしいものが地域に溶け込むように数多く存在しているのだ。そうした町民からの愛され具合を体感できるスポットなども、番組では紹介する。