長野朝日放送・放送番組審議会(第165回)
1. 開催年月日
2007年09月28日 金曜日
2. 開催場所
本社・役員会議室
3. 出席者
(委員)田中誠二委員長、金澤玲子副委員長、遠藤守信副委員長、小川和夫委員、小川正芳委員、笠原雅俊委員、佐野幸男委員、中馬清福委員、堀金達郎委員
(レポート提出)神津良子委員
(会社側)永澤征治代表取締役社長、池内紀昭代表取締役専務・放送番組審議会事務局長、茅野臣平常務取締役報道制作局長、福島基之取締役業務局長、中村幹男編成部長
4. 議題
(1)課題番組「日本の真ん中!田舎暮らしパラダイス」の審議
(2)その他の番組に対する意見要望について
(3)「abnに寄せられた視聴者の声」の概要について
(4)2007年10月の単発番組について
(5)次回課題番組について
(6) 次回開催日時について
5. 議事の概要
- 田舎ってこんないいところがあるじゃないかというメッセージを私たちに発していて、長野や田舎のすごい価値を再認識させられたり、田舎暮らしとは何なのかなと、ちょっと考えさせてくれるいい番組だった。西伊豆、佐渡、安曇野の非常に人気のある場所へ移住した9組それぞれが田舎暮らしを満喫している姿は、ハイビジョンの非常にきれいな映像と共に、見ていて楽しく、清々しい気持ちになった。中でも安曇野の3組の紹介は、案内人が番組に合っていて、意外性や情報性に富んでいてとても面白かった。また、リポーターのキートン山田さんの独特なしゃべりは聞きやすく、個性的な3人のレポーターを上手く繋いでいたと概ね好評だった。
一方、三県毎にレポーターが代わり、あまり統一感がなかった。興味やテーマのポイントがどこにあるのかはっきりしない気がした。どうしてその土地に移住する決断をしたのかをもっと知りたかった。エピソードや感動が若干伝わってこなかった。移住者の成功例だけでなく、大変なことや陰の部分のデータを散りばめておくともっと視聴者が納得したのではないか。レポーターは移住者の年齢的な状況を理解できる人にやって欲しかった、などの意見があった。
また、移住した人たちの老後の生活や過疎地の棚田を維持していく苦労などを、新たに取材して紹介して欲しい、との要望もあった。 - 平成19年7月中にabnに寄せられた視聴者の声は総件数318件(うちメール55件)(問い合わせ195件、意見47件、感想6件、苦情32件、要望19件、その他19件)について、平成19年8月中にabnに寄せられた視聴者の声は総件数199件(うちメール50件)(問い合わせ106件、意見48件、感想3件、苦情6件、要望21件、その他15件)について概要を報告した。
- 次回は平成19年10月23日(火)に開催し、7時間まるごと自然派スペシャル「みつめて!信州生テレビ2007」(2007年9月29日午前9時30分~午後4時30分放送)について審議する。