交通空白解消へ信大発の企業がカーシェア実証実験
地域交通の課題解決に新たな一手となるのでしょうか。
企業の社用車を個人に貸し出す国内初のカーシェアリングサービスの実証実験をベンチャー企業が県内で開始しました。
カーシェアリングの実証実験を始めたのは信州大学発のベンチャー企業「TRILL(トリル)」です。
国土交通省からの委託を受け、県内の法人・自治体が所有する社用車や公用車を個人に貸し出すカーシェアリングサービスの実証実験を10日から始めました。
地域のバス路線の減便・廃止が課題となる中移動の足を確保することが目的です。
■TRILL 藤森研伍代社長
「(公共交通は)人口減少や各事業者の事業性の継続というところが困難で維持が難しいというところも背景としてある。国の課題を解決するためのサービスにもなりうる。確実にこの実証実験を推進していきたい」
実証実験は長野市や松本市など4つの市と村で始まり、民間企業37社と原村役場が計100台の車を有料で一般向けに貸し出します。
利用料金は車種や利用時間によって異なり、LINEを通じて登録・予約を行うと指定の場所にある車が利用できます。
予約ごとに発行される暗証番号で車体に付いた箱から鍵を受け取れるため、24時間いつでも利用可能だということです。
車両の所有者側にメリットも。夜間・休日など、車を利用しない時間帯に貸し出して利用料収入を得ることで維持費の削減を見込めます。
実証実験は来年3月末までで課題も解決しながら全国・海外への展開も目指したいとしています。
企業の社用車を個人に貸し出す国内初のカーシェアリングサービスの実証実験をベンチャー企業が県内で開始しました。
カーシェアリングの実証実験を始めたのは信州大学発のベンチャー企業「TRILL(トリル)」です。
国土交通省からの委託を受け、県内の法人・自治体が所有する社用車や公用車を個人に貸し出すカーシェアリングサービスの実証実験を10日から始めました。
地域のバス路線の減便・廃止が課題となる中移動の足を確保することが目的です。
■TRILL 藤森研伍代社長
「(公共交通は)人口減少や各事業者の事業性の継続というところが困難で維持が難しいというところも背景としてある。国の課題を解決するためのサービスにもなりうる。確実にこの実証実験を推進していきたい」
実証実験は長野市や松本市など4つの市と村で始まり、民間企業37社と原村役場が計100台の車を有料で一般向けに貸し出します。
利用料金は車種や利用時間によって異なり、LINEを通じて登録・予約を行うと指定の場所にある車が利用できます。
予約ごとに発行される暗証番号で車体に付いた箱から鍵を受け取れるため、24時間いつでも利用可能だということです。
車両の所有者側にメリットも。夜間・休日など、車を利用しない時間帯に貸し出して利用料収入を得ることで維持費の削減を見込めます。
実証実験は来年3月末までで課題も解決しながら全国・海外への展開も目指したいとしています。