絵本はマウスでめくれるよ!!
みちなりに いくと、あっというまに モモちゃんのいえに とうちゃくしました。
コンコン!
「モモちゃん あそびに来たよー!」
「はーい!」
モモちゃんが かおを出し、つづいてりんご丸がぴょこっと かおを出しました。
どうやら あそびに きていたようですね。
「あ、りんご丸も きてたんだ!」
「おじゃましまーす!」
パグリはモモちゃんに バッグをみせながら いいました。
「おうちから えほんをもってきたんだ。モモちゃんがよみたいのが あったら あげるよ~」
「みせて みせて~」
「まず えほんと、それから おかしも もってきたよ。」
モモちゃんは、えほんを見るやいなや、目をかがやかせて いいました。
「あ、このえほん よんでみたかったんだぁ!」
「ぼくよんだから、ほしかったら あげるよ~」
「ほんとに もらっていいの? パグリ君ありがとう!」
えほんを見ていると、だいどころから モモちゃんのママのこえがしました。
「モモちゃん、いま おとなりさんから 手づくりケーキを いただいたけど、みんなの分の おさらがないから かみざらを かってきて もらえないかしら。」
「うん、わかったよ! おかいものに いってくるから、みんな まっててね」
いえからしばらくあるいて、はやしをぬけると、“まるとくスーパー”がみえてきました。
かみざらの うりばまで来ると、いろいろな大きさや いろのついたものなど、たくさんのかみざらが ありました。
「いっぱいあって まよっちゃうなぁ・・・」
かみざらを あれこれ手にとりながら、どれをかうか なやむモモちゃんなのでした。
このおはなしのつづきは また次回。
絵・作 たのうえ きみのり(ハッピープロジェクト)
アシスタント わたなべあきな(ハッピープロジェクト)