自然災害が身近に迫る中、「逃げ遅れ」を防ぐための取り組みをジャーナリスト・池上彰氏が徹底解説。2回目のテーマは「巨大地震への備え」。今後30年以内に発生する確率が70~80%とされる南海トラフ巨大地震。飯田市など4市町村では最大震度6強が想定され、県内も大きな被害が出るとみられています。
また今年は新型コロナウイルス感染を念頭に置いた避難を考えざるを得ません。
いま、災害発生時の「避難」は大きく変わろうとしています。さらに、被災した時のことを見据えて日ごろから準備している市民たちを取材しました。
番組内では地震体験車で南海トラフ巨大地震の際、県内で想定される最大震度6強を体験。また避難所で使われる段ボール製の簡易ベッドを用意しその強度、寝心地を確かめます。