冷え込む朝、やっとの思いで布団から出て朝の準備。
さて、出勤だ、と外に出る。
きれっきれの朝の空気とカチンコチンのフロントガラス。
マイカー通勤が多い信州人にとって、朝の冷え込みを目で感じる場所は、車のフロントガラスかもしれません。
「昨晩はこんなに冷えたんだ」
「霜が降りたんだな」
「キャー! 車に雪が積もってる!」などなど。。。
たいがいは「忙しい朝に、きー!」なんて気持ちで
フロントガラスをこすったり、お湯をかけたり。
(気温がうんと低い地域の方はお湯を絶対かけないと言ってました。かけてもすぐ凍って、鍵穴まで凍って使えなくなってしまうとのこと。ひえ〜)
そんな憎い凍てつくフロントガラスを見ていると……
なかなかきれいじゃないか!
当たり前の信州冬の風景として盲点でしたが、
凍みたフロントガラスの氷の花が咲いたような模様は、唯一無二のアート!
あったかいコーヒー片手に車に乗り込み、エンジンをかけ暖気をする。
お気に入りのBGMを聞きながら、フロントガラスの氷の花がじわじわ融けていく姿を見ていると、現代アートのインスタレーションを見ている気分になったりして。
などと妄想していると、普段の自分の生活がなんとせわしないものか。。。
信州のすばらしい環境を、もっともっと楽しむ暮らしをしたいものです。