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信州Gen住民日誌<絵⋅ながはり朱実>

信州人の「山沿い」感覚

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冬の近づきを感じる今日このごろ…。

我が家もいよいよ電気カーペットを出してきて、少しずつ冬支度です。

雪がちらつく季節になると、天気予報で「北部山沿いは雪」などと聞きます。「信州で山沿いじゃない場所なんてない!」と思い込んでいた私は、天気予報でこの言葉を聞く度、納得いかない気持ちになっていました。

この大きな疑問を調べてみてわかったことは、今は天気予報で「山沿い」を使うのは「雪」のときのみだとのこと。そして「山沿い」は長野県北 部の冬期間(11月頃~3月頃まで)の降雪のみを対象に使用し、「長野地域」の一部(長野市の一部(旧戸隠村・旧鬼無里村)、高山村の標高800m以上の 地域、飯綱町、信濃町、小川村)及び「大北地域」の大部分(小谷村、白馬村、大町市の標高800m以上の地域)を「山沿い」と呼称します。

(参照/長野地方気象台http://www.jma-net.go.jp/nagano/nagano_yoho.html)

 

ううむ。

町中にいても一面ぐるりと山に囲まれた信州の「山沿い」感覚と、天気予報が伝える理論的な「山沿い」は違うものなんだとあらためて感じました。