いいね!信州スゴヂカラ

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放送内容

境目だらけの町・辰野を行く

分水嶺|境目だらけの町・辰野を行く

やたらと境目が多い場所があるという。
それを確かめるために大槻アナは塩尻市から国道153号を車で南下します。
まず目に入ったのは「分水嶺」という大きな看板。難読地名でも有名な善知鳥(うとう)峠は、日本海側に流れる川と太平洋側に流れる川の境目です。
さらに進むと辰野町。大きな鳥居が国道をまたいで建ち、町並みの雰囲気が変わります。ここは江戸時代、三州街道の小野宿として栄えた宿場。人と物資が行き交った名残である「南塩終点の地」と記された石碑があります。太平洋からの「塩の道」の終点、つまり北の塩の道と南の塩の道の境目でした。地元の方によると、小野は松本・諏訪・伊那の3つの地域の境目の集落で、松本城主と飯田城主による領有権争いの際、豊臣秀吉によって2つの小野に分けられた歴史があります。
小野峠|境目だらけの町・辰野を行く
矢彦神社|境目だらけの町・辰野を行く
辰野町・ゼロポイント|境目だらけの町・辰野を行く
辰野町・グルメ|境目だらけの町・辰野を行く
それは今も、辰野町小野と塩尻市北小野という地名として残り、神社も隣り合って2つあります。神社は辰野町の飛び地で、小学校と中学校は「両小野」という珍しい名前が付いています。辰野町は他にも、JR飯田線と中央本線の分岐であったり、電話番号は諏訪エリアの0266で、ケーブルテレビも諏訪圏なのに、行政的には上伊那圏であったりと、境目だらけであることがわかります。
そして、もっと大きな境目がありました。日本の東西南北の中心、日本のど真ん中だというのです。その地点は山中にあり、大槻アナはそこを目指します。日本のど真ん中をPRするグルメもあり、境目の町を体を張って探訪します。

辰野町景観|境目だらけの町・辰野を行く

取材先情報

  • 県宝・小野家住宅
    TEL:0266-41-1681(辰野町教育委員会)
  • 大城山「ゼロポイント」
    TEL:0266-41-1111(辰野町役場)
  • たつのパークホテル
    TEL:0266-41-2001