abn 長野朝日放送

信州の食卓に欠かせない「つけもの」。
今回は、漬物をまだ漬けたことがない萩原アナウンサーが信州漬物の代表格「野沢菜漬け」に初挑戦！

萩原アナがお世話になったのは、野沢菜漬け発祥の地、野沢温泉村で民宿を営む河野勢津子さんのお宅。去年11月、4人のお母さんたちに手取り足取り教えていただきながら、お菜洗いを初めて体験する。
“お菜洗い”とは、収穫した野沢菜を漬け込む前に洗う行事のことで晩秋の風物詩となっている。野沢温泉では、温泉を利用する家庭も多く、毎年11月のある時期には、共同浴場が専用お菜洗い場へと変わる。

お菜洗いの後は、味が決まる重要な漬込みの作業。
野沢菜を漬けて60年の大ベテランの指導の下、漬込みを体験した萩原アナはクタクタ…
1月下旬に、再び野沢温泉を訪れ、自ら漬けた野沢菜漬けを試食。果たしてその味は…

番組では、信州流の漬物でもてなす店舗も紹介。
古民家を再利用した松本市国道19号沿いのとんかつ店「麓庵 かつ玄」。席に着くなりテーブルには4種類の漬物が常備されている。この漬物は、創業当初よりすべて店舗で手作りしているという。そんな漬物が作られるかつ玄の“秘密基地”にテレビ初潜入！そこにいたのは、漬物の味を守り続けてきた“漬物番人”の姿。とんかつ店がそこまで漬物に力を入れている理由とは…

松本市浅間温泉の「つけもの喫茶」。観光客に、信州のおもてなしの心、文化、暖かさを感じて欲しいという想いで約10年前にオープン。寿司店を改装した店内のネタケースには、地元のお母さん手作りの漬物が、常時7種類ほど並び、好きなものを選んで注文することができる。2月12日まで家庭の味を食べ比べできる「野沢菜漬け名人コンテスト」も開催中。