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放送内容

長野市民は調理パン好き日本一!?

長野市民は調理パン好き日本一!?(いいね!信州スゴヂカラ)

総務省統計局の「家計調査年報」に興味深いデータがあります。2016年1年間の1世帯当たりの「調理パン」への支出金額は、都道府県庁所在地別で長野市がなんと1位。2015年2014年と遡っても長野市が1位…。つまり、全国で1番「調理パン」を買うのは長野市民という事になります。「長野市民は調理パン好き日本一!?」その理由を探るべく萩原アナウンサーが街のパン屋さんを訪ねます。
善光寺仁王門の西側で創業から60年以上という「桜枝町太平堂」。朝7時前にはバリエーション豊富な焼きたて調理パンが並び、7時半の開店と同時に地元の皆さんをはじめ、通勤前のサラリーマンやOLが次々に訪れます。特に人気のパンは、店頭で注文するとその場で作ってもらえるサンドイッチ。タマゴサラダやポテトサラダ、あんバタやカスタードクリームなど好みの具を選べることと、出来立てを味わえるのが人気の秘密のようです。地域の皆さんに古くから愛されてきたパン屋さんの朝の忙しさを取材しました。
長野市若里の「トムサンド・J・ウインズ」はデリバリーのみで営業するサンドイッチ専門店。長野市内は配達料無料、しかもサンドイッチ1個から届けてくれます。野菜がたっぷり入っていることと、とにかく見た目がゴージャスで美しいことから、特に女性の利用客が多いそうです。たくさんのサンドイッチを積み込んで出発する配達車に密着取材、また25種類ほどあるメニューの中から女性に人気のサンドイッチを紹介します。
「長野市民は調理パン好き日本一!?」この理由を専門家はどう見るのか…。消費経済学が専門の長野県短期大学・渡辺哲(さとる)教授を松坂アナウンサーが訪ねました。長野市民が調理パンをたくさん買うのは、伝統的な食文化である「おやき」に関係があるのでは…と渡辺教授は推測しています。また、古くから愛されてきた地域密着型のパン屋さんが多いことも調理パン購入量が多くなる理由のひとつでは…との見解も…。
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渡辺教授の推測をそのまま形にしたような、地域住民に愛され「おやき」も「調理パン」も扱う店を長野市篠ノ井に見つけました。「銘菓のマツキ」は1903年(明治36年)創業。パンの製造を始めて100年以上になるそうです。親から子、孫と3代に渡りマツキのパンで育ったという人もいるほど地域に密着したパン屋さん。数ある調理パンの中から、調理パンの代表格ともいえる「焼きそばパン」を松坂アナウンサーが味わいます。

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取材先情報

  • 桜枝町太平堂(長野市桜枝町)
    TEL:026-232-4066
  • トムサンド・J・ウインズ(長野市若里)
    TEL:070-5571-7313(注文受付用電話)
  • マツキ(長野市篠ノ井)
    TEL:026-292-0008
  • 長野県短期大学 渡辺哲教授