abn 長野朝日放送

県内最古の歴史を数える酒蔵

酒どころ長野県で最古の歴史を数える酒蔵が長野市川中島にあります。向かった先は酒千蔵野(しゅせんくらの)、1540（天文9）年創業の造り酒屋です。杜氏の千野(ちの)麻里子さんに仕込み中のお酒を見せていただきます。この日拝見した樽は酒蔵の地下から湧き出る水と県産酒米の美山錦を使ったお酒。櫂棒(かいぼう)で少しかき混ぜると樽の下の方から泡が元気よく出てきます。この絞る直前のお酒を試飲。すると膨よかな甘みと酸味が味わえると萩原アナ。酒千蔵野の主な銘柄は「桂正宗(かつらまさむね)」「川中島」「幻舞(げんぶ)」など。店頭販売はしておらず、通信販売または取り扱いの酒屋で手に入ります。

おつまみを探して川中島界隈をぶらり

酒千蔵野のお酒を置いている居酒屋を発見、暖簾を潜ります。日の屋(ひのや)というこの店、かつては酒屋でした。現在は居酒屋を営みながら店頭販売を続けています。常連さん達と美味しいお酒を楽しんだ後、もう一軒はしご酒。たどり着いた店はお隣り青木島のやきとり安さん。平日だというのにほぼ満席。初代・丸山安治さんの名前を店名にしています。同じ名前の店が川中島と大豆島にあります。両方とも親戚が営んでいます。1日に焼く焼き鳥の数は300本から600本というから驚きます。

萩原アナウンサーが常連さん達と語らいながら美味しい時間を堪能します。