abn 長野朝日放送

今回は善光寺門前にあるそば屋の年越しに密着します。
その舞台となるのは山城屋(やましろや)。善光寺門前のそば屋の中で年越し営業をする店の数は従業員の高齢化ということもあり減りました。

山城屋は1971年の創業からほぼ毎年、年越しの営業を続けています。午後9時半から店を開け元日午前3時頃までそばを提供します。用意するそばの量はおよそ600人前。コシが強めの戸隠そばです。開店直後からお客が徐々に集まり午後10時にもなると1階と2階席はほぼ満席に。11時頃には3階席も埋まり階段にはお客の列ができました。

厨房に注文伝票が溜まり店員たちは多忙を極めます。
そばを茹でるとお湯が白濁します。濁り過ぎると茹で時間がかかるため茹で汁を取り替えますが、お客が押し寄せる中でそれをやるタイミングはとても難しいのです。伝票は減るどころかどんどん増えていきます。

年越しそばをめぐる山城屋の奮闘ぶりを吉田一平アナウンサーが伝えます。