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放送内容

伝統的建造物 戸隠の宿坊をたずねて

伝統的建造物 戸隠の宿坊をたずねて(いいね!信州スゴヂカラ)

神々ノ棲ム山 戸隠をぶらり旅

戸隠神社中社と宝光社の門前に広がる「宿坊を中心とした集落」が、このたび、国の「重要伝統的建造物群保存地区」に選定されました。県内では奈良井宿、妻籠宿…などに続いて7例目になりますが、「宿坊群」としては全国初の選定(戸隠を含め全国の選定地区は計114地区)。
戸隠といえば、現在は “パワースポット” “そば処” として県内外から多くの人々が訪れる観光地ですが、ココは古くから「神々ノ棲ム山」として信仰をあつめてきた土地柄で、平安時代にはすでに「修験道の名道場」として、都にまでその名が知れ渡っていたといいます。
戸隠神社には、神仏習合時代(江戸時代以前)に「戸隠山顕光寺」というお寺だった歴史があり、門前には多くの宿院宿坊が建ち並んでいました。明治に入り「神社」になって以降も、宿院宿坊は「旅館」に形を変えて家業を続けているのです。
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しかし、文化庁が示した今回の選定理由には「江戸時代以来の地割が良く保たれ、戸隠信仰のもと、参詣者を受け入れるため大規模化した宿坊が、社殿や在家の住宅、石垣等と一体となって歴史的風致を形成する…」という記述が。
つまり、ただただ建物が古いことや、山岳信仰の長い歴史があるから…だけではない「希少性」「価値」が見直された、とのこと。「地割りが良く保たれ…」「宿坊」「社殿」「在家と石垣」とは…具体的にどんなことを意味しているのでしょう。
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そこで今回は、松坂アナウンサーが「あるのは知ってたけど入ったことはない」という宿坊をたずねて戸隠へ。希少な茅葺屋根の建物群を守るために結束する人々に出会ったり、江戸時代から続く宿坊には、ある “しきたり” が続いていることを突き止めたり。そして「代々の家業は宿命である」という神職のもとで一晩お世話になることに…。いままで、知ってるつもりだった戸隠の伝統、そのウラ側を探ります。

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取材先情報

  • 越志旅館
    長野市戸隠宝光社2332
    TEL:026-254-2007
  • ラーメン徳さん番
    長野市戸隠3230-3
    TEL:026-254-2495
  • 宿坊極意
    長野市戸隠中社3354
    TEL:026-254-2044