abn 長野朝日放送

長野県の東部、八ヶ岳連峰の東山麓に広がる小海町。ここは、今大ヒット中のアニメーション映画「君の名は。」を監督した新海誠さんの生まれ育った町、原風景がある町です。今回はそんな小海町を訪ね、新海誠さんの作品に描かれているような風景を探しながら、町の魅力を探ります。また、新海誠さんへの独占インタビューでは、作品とふるさとの関係について語っていただきました。

今年夏に公開されたアニメーション映画「君の名は。」。空前の大ヒットを記録し、国内外で様々な賞を受賞するなど、世界中で大きな話題となっています。そんな大ヒット映画を生み出したのは、小海町出身の新海誠さんです。原風景はふるさと…と語る新海さん。作品にも反映されているそんな原風景を、小海町で探します。町で出会う方は口々に「新海さんは町の誇り」と言います。みんな、新海誠さんの活躍を応援しているようです。

町の南に位置する松原湖。周辺は松原湖高原と呼ばれ別荘地などが広がります。小海町高原美術館では、映画の公開に合わせて『「君の名は。」展』が開催されています。映画に関する貴重な資料が展示されている美術館では、学芸員のお話を聞いたり、オリジナルパンケーキを味わいます。
「どんぶりや 風とり」は国道141号沿いの食堂です。常連の山岡アナウンサーは4種類のフライを卵でとじた「風とり丼」で空腹を満たします。うどんやラーメンどんぶりのセットや「馬刺し」を使ったメニューが人気です。

新海誠さんの映画によく出てくる鉄道や踏切。小海町を走る小海線の踏切によく似た場所がありました。作品に登場する一場面によく似ているということで、映画ファンも訪れる場所です。新海誠さんは高校を卒業して上京する時「小海町の風景をぜんぶ覚えて東京へ行こう」と思ったそうです。新海さんは、ふるさとの風景を愛していました。

山岡アナウンサーは、新海誠さんの原風景を見つけることができたのでしょうか。