駅前テレビHOMEザ・駅前テレビ 裏話 › 連続テレビドラマ日記「くりたのりんご」 アーカイブ

ザ・駅前テレビ 裏話

[連続テレビドラマ日記「くりたのりんご」] アーカイブ

ザ・駅前テレビ 裏話メインページへ

2007年07月01日

7月1日、晴れ。

どうも、お初にお目にかかります、ノン・ノンフィクション作家りんごまるぉでございます。
いやいやいや、本年も早いもので下半期に突入しました。マラソンに例えると折り返し地点、サッカーに例えると「さぁ後半戦のキックオフです!!」、笑点に例えると座布団5枚…ってなところでしょうか。なにしろ本日は、7月1日、晴れでございます。

と、ここでピンときた貴方に乾杯。表題のフレーズでお馴染みの「駅前ファーム栽培日記」、ご覧頂けてますでしょうか。実はこのコーナー、「駅前テレビの畑を作ろう!!」という通年企画(そもそも不定期放送予定)に始まったものの、畑仕事というものが想像以上に手間と根気と時間と体力を必要とし、ゆえに放送予定もないのに出来るだけ多くのスタッフを巻き込みながら畑に通う日々が続き、で、放送予定はないけど出掛けるんだからカメラ回そうぜってことになり、そしたら想像以上に素材(撮りためたテープのこと)がたまっていきまして、そしたら想像以上の手間と根気と時間と体力のほかに撮影用のテープも必要になりまして、で、撮ってんだから放送しようぜ…ってな感じで始まった、なんとも本末転倒な企画コーナーなのでございます。

しかしながら、去る6月9日放送分のコーナースタート以来、スタッフ内で不動の「なんかいいよね~」というポジションを獲得し、週ごとの担当ディレクターにばれないように徐々に尺(VTRの長さのこと)を伸ばし続けているという、マニアにはたまらない一品となりつつあります。

「日記」の最大のポイントは、やはり「ナレーター・かないみき」。こちらのみきちゃん、通称ミキティーは長野県内に住む現役女子小学生。番組で募集した駅前ファーマーズの一員です。ミキティーは毎週金曜日、学校が終わると局にやってきて原稿をチェック。「ここんとこさ~、日本語おかしくな~い?」なんてことは一言も言わず、一瞬懸命にナレーションを読んでくれています。当然、「ぉ~い、この漢字ルビふっとけよ!」なんてこともいわず、読めない漢字が出てくると読むのが止まります。

昨日の放送分では、これまでお蔵入りとなっていた「成就神社」を取り上げました。いつもの時間にナレーション録りにやってきたみきちゃん。しかし「成就神社」の読み方がわからない。そこで、りんごまるぉは優しく「みきちゃん、それはじょうじゅじんじゃって読むんだよ」とエラそうに教えてあげます。でもなかなか発音しにくい読み方なだけに、どうしてもそこで止まってしまいます。そのたびに、優しいりんごまるぉは「じょうじゅじんじゃ」「じょうじゅじんじゃ」「じょうじゅじんじゃ」……と、ソレハナンノ念仏デスカ?ってな勢いで教えてあげるワケです。

そんな微笑ましい光景を経て、放送に至る「駅前ファーム栽培日記」。畑のご夫婦も毎週楽しみにしてくれているようで、昨日の放送後に畑に行くとお父さんがこういいました。

「成就神社ね、あれ‘じょうじゅうじんじゃ’って読むんだよ」。

…。

ルビ…おねがいします…。

| | コメント (7)

2008年02月27日

フジイさんの新車

お世話になっております。りんごまるぉでございます。半期に一度!!(自分の中のルール?)のお約束を守るためこうして筆を執った次第でございます。半期に一度…、一年に二度…あるかないか…、レアだ。レアですよ奥さん。


はっ!!


レ…レアといえば!こここここここで!ここで!お断りしておかなくてはいけない用件がひと~つっ!!先日のてっちゃんてつこ特集に登場しました「フジイさんの新車」こと「183系国鉄色あずさ(りんご丸仕様)」のことでございます。
放送終了後、お電話やお葉書などなど多数のお問い合わせを頂戴しておりますようなのですが(それ自体が非常にレアな出来事なんですが…)、りんごまるぉ、非常に心苦しくも、あの「あずさ」はお譲りすることが出来ません!!ということで、お問い合わせ下さった皆様には、その旨何卒ご理解いただけますようお願い申し上げます(ペコリ)。


「あずさ」は現在、ABN社屋に新設された(ほかのものをどけて作った)車両基地に保管されております。じつはあの「あずさ」、ロケを敢行している真っ只中からすでに大きな注目を集め、その「人目につく」というポテンシャルを如何なく発揮していたという奇跡の美術品なのでございます。
番組内では、長野駅でちょこっと、大宮駅でちょこっと、あとは鉄道博物館の中で…しか走行シーンをご覧いただけませんでしたが、機関士(フジイ)&その助手(平沢)はホント~にABNからシュポシュポ長野駅構内を抜けまして、駅長さんに笑顔で迎えられて、創意工夫で改札を抜けて、本物のあさまに乗車したとたん外国人観光客にハイタッチで迎えられて、記念写真を求められ、ありがたい視聴者様には「あ!駅前テレビだ!!」とご理解いただき、大宮駅に到着した直後にもてっちゃんのあつ~い視線をビシビシ感じ、ニューシャトル(大宮駅から鉄道博物館に移動する際に利用した鉄道)のホームでは地元・大宮で働く保育園の先生に「これ自分で作ったんですか?ください。」とお願いされ、何を隠そう鉄道博物館においては他のどんな車両よりも子供たちの大いなる興味を集めてしまったという、そういう奇跡の美術品なのでございます。ここまでセンセーショナルな反響を受けては我々も黙っているわけにはいかない。もはやこれは一時の美術品ではなく、長野朝日放送が誇り高く後世に語り継いで行くべき「財産」なのです。いつか世界遺産に!!


というわけで、誠に申し訳ございませんが、いつかどこかで、あの「あずさ」がなんかの記念走行とかで復活するその日まで、皆様の心の中を駆け巡る伝説の特急でいさせてください。


最後に、「183系国鉄色あずさ(りんご丸仕様)」の基本スペックをココに…。

最高速度:時速200メートル以上
動力:人
定員:がんばれば3人
最大積載量:持てるだけ
原材料:ダンボール、紙、インク、のり、紐、ちょっとだけ発泡スチロール
サイズ:横幅、高さとも50センチ、長さ100センチ
特徴:人気者になれる(気分を味わえる)、頼んでもないのに乗組員が「シュポシュポ」言い出す
通称:「駅前の赤い流星」


なお、鉄道模型をあまりにもリアルに再現することは法律で禁止されているようです。ご自身で作られる際は、フジイさんの新車のようにバカバカしいほどにとどめておくことをオススメします。

| | コメント (4)

2008年07月19日

内部告発

5月30日付けの裏話「ブチョーのナゲキ」。
そこには、一念発起「エレベーター使わない宣言!」が謳われている。


でもブチョー、エレベーター使ってます。
吸い込まれるかのごとく、あの箱の中に消えていきます。


以上。

| | コメント (0)

2009年01月05日

ヘンジャウィキムチ!!

HAPPY GYU~~ぅ~~~ YEAR~~~~ぁ~んっ!!新年明けましておめでたいりんごまるぉでございます。みなさん、お餅食ってますか~~~ぁっ!!さぁ本年も残すところ360日。仕事始めです。始まっちゃいました…。まぁなにしろ悔いのない毎日を!二度とこない一瞬を!!精一杯、そして謙虚に送りたいと願っております。
さて、新年早々昨年を振り返るようなお話になっちゃいますが、みなさんにどどんと!お年玉!!年末に放送されたてーさん(abnのカメラマンです)の本格キムチ、今のところ詳しいレシピを是非という電話は殺到していません!!…が、放っておけばそのような事態になることは間違いないワケで、ならばabnの電話回線がパンクする前に、私がここで手解きすればみんなが幸せになれるはず。これもエコ。それでは!!てーさん(ライチョウを追いかけ続けたカメラマン)が、ご実家のお母上から(電話で)受け継いだ秘伝の「本物のキムチ」の作り方をプレイバック!!。題して、りんごまるぉの「オレについてこい!!」。さぁついといで。

まず、ご用意いただきたいのはコチラ。

【材料】
白菜         10玉
大根         4本
ニンジン       4本
長ネギ        3本
ニラ         4束
玉ねぎ        4個
りんご        3個
青唐辛子       20個
ニンニク       7個
生姜         700g(でかいの3個くらい)
スルメイカ      4杯
あみの塩辛      2kg
干し鱈        400g
だし昆布       150g
韓国産唐辛子粉    2kg
※日本の唐辛子を使う場合は量を減らしてください
韓国産イワシのエキス 1000cc
※手に入らない場合は市販のナンプラーでOK
塩          1.5kg
白ごま        130g
ももの缶詰      1~2缶

で、作り方はコチラ。

【其の0:白菜を育てる】
 ムリならお買い求めください。なお、以下のレシピは白菜10玉分です。白菜の数にあわせて分量を換算するのが面倒くさい場合は、迷わず10玉ご用意ください。でも、てーさん(通称「ビューティーハンター」※美しい映像を撮るから)も10玉漬けは初めてだったらしく、具材の分量は平沢得意の「だいたい」です。なにしろ男の料理です。てーさん曰く「キムチ作りは格闘技!!」。お好みで加減してください。

【其の1:白菜の塩漬け】
 まず白菜を1/2に切り、これを塩水でじゃぶじゃぶ洗います。このときに使う塩水は、味見して「うわっ!しょっぺぇ!!」ってくらい濃く作ります。てーさん(ライチョウのヒナをみつけて「ぁ…かわいぃ…」)はバケツ4リットルほどの水に500g近い塩を入れていました。海水よりしょっぱいというのが目安らしい。
 じゃぶじゃぶ洗ったら、白菜に塩をすり込みます。おおざっぱで構いませんが、折り重なった葉っぱの隙間や芯の硬いところにもまんべんなくすり込みます。1人でやると大変、2人でやると心強く、3人でやるとちょっと楽しくなってきます。
 こうして塩まみれになった白菜を樽に詰め、上からしっかり重石をしたら、一晩(およそ10時間)ねかせます。ちなみにてーさん(2児の父)は、白菜を洗い終わった塩水を「わかんねーけどテキトーに」樽に入れていましたが、たぶんこれは必要なし。
 ポイントは、10時間ねかせるために1日目は夕方からの作業にすること、そして漬けすぎないこと。塩はその後のレシピに登場しないから、1.5kgはここで使い切ったんだろうな…。

【其の2:塩漬けの完成】
 塩漬けした白菜を水洗いし、余分な塩を洗い流し、気合を入れます。つまみ食いして、あっさり塩味に仕上がっていたらOK。あわせて1/4の大きさに切り揃え、白菜はいったん放置しておきます。

【其の3:大根を切る切る切る!】
 大根4本をすべて千切りにします。皮はむいてね。大根の千切りが終わったら、樽の中で唐辛子粉(500gくらい)とまぜあわせ、ひとまずねかせます。唐辛子粉をまぜたあとの手は、そのまま道を歩くと職務質問されちゃうくらい真っ赤に染まりますので、薄手のゴム手袋を用意しておくこと!!

【其の4:その他の野菜を切る切る切る!!】
 大根の唐辛子和えをねかせている間に、その他の野菜を切りまくります。ニンジン、長ネギ、ニラ、りんごは千切りに。玉ねぎはみじん切り。ニラは5cmくらいの長さに揃えてください。青唐辛子は輪切りです。ニンニクと生姜は角切り(搾り機に入る大きさで)。ついでに干し鱈の小骨を取り除き、だし昆布はハサミで1cm角くらいに細かく刻みます。スルメイカは細切りにしちゃってください。スルメイカは綿はとりますが、皮付きのままで構いません。まぁお好みですが。

【其の5:においとの闘い!】
 好むと好まざるとに関わらず…闘いです!敵はにおいです!!ズバリ角切りにしたニンニクと生姜を樽の中で搾るのだ!!!市販の搾り機を使うワケですが、これはちょっといいものを使ったほうがラク。リーズナブルな搾り機は壊れちゃいましたから。フジイマナブはここで「格闘技の意味がちょっとだけわかりました」と叫んでいましたが、りんごまるぉ的には最初からすりおろしたニンニクと生姜を買ってくれば良かったんじゃね?と思ったり…ぁいやいやスミマセンっ!!キムチは格闘技です!!機械的にすりおろされた材料ではなく、自らの手で敵を粉砕し、一歩ずつちょっとずつ前に進んでいくことが大切なのですっ!!たぶん…。いや、でもホントにほら、食物繊維がどーたらとかあるでしょ?だから搾るの。闘いなの。
 ちなみに敵(におい)は想像以上に厳しい闘いを挑んでくるので、てーさん(「山はオレが登る!」と志願の槍ヶ岳ロケ)曰く、「1週間はニンニクを見たくも食いたくもなくなる」「まるで自分がニンニクになった気分だ」「こどもの頃、2階にいても、台所でキムチ作りがはじまったことがわかった」「オレんちはいつもキムチのにおいがした」…などなど敵がいかに大いなるものかを物語るエピソードをこれでもかといわんばかりに披露してくれました。だからロケ地が室内ではなく駐車場になったのです。

【其の6:闘魂注入!!】
 さあ!いよいよ闘魂注入です!!長かった…、本当に長かった…。よくあれだけの具材を切り終えました。そして搾りきりました。ごくろーさまです。腱鞘炎になってませんか?なってませんね。
 では切りまくった材料をいっきに樽の中へ投入です!順番なんてどうでもいいの。だってまぜちゃうから。全部入れて、あみの塩辛(ふつうのお魚屋さんで売ってるそうです)も入れて、唐辛子粉(500gくらい)を入れて「せいやっ!」「ほいやっ!」と全身を使ってまぜあわせます。いや、まだまぜません。「ちょっと待った!!」です。そう!イワシのエキスを注入です。これ結構味の決め手なんです。韓国食材店が近くにない場合は、ナンプラーで構いません。どどんと1000ccを注入するべし!!

【其の7:まぜまぜ】
皆のもの~っまぜるのじゃ~っ!!まぜるまぜるまぜるまぜるまぜるぅ~。なじませては唐辛子粉を足し、なじませては唐辛子粉…。最終的に残りの唐辛子粉も使い切って、樽の中は真っ赤っか!こりゃまるで燃える闘魂じゃ~!!モ~あなたの手は道を歩いちゃヤバイってくらいに真っ赤っかでしょ?この時点ではわりと水気は少ないように感じますよ。それでOK。放置しておいた白菜をちぎって、手巻き寿司のごとく味見してみてください。ど~ですか~お客さ~んっ!!辛くないでしょ?あ、読んでるだけで作っちゃいない?あの~思ってるほど辛くないの。韓国製の唐辛子粉は見た目ほど辛くないんです。なんというか日本の唐辛子に比べてまるみがあるというかなんというか…。だから日本製の唐辛子粉を使う場合は量を加減しないと火を吹きますよ。ご注意を。

そして!!ここでてーさん秘伝のかくし味の投入です!!それはもも缶、ももの缶詰です。白桃でも黄桃でも構いません。シロップごとどどんと投入、ももは握りつぶすように粉砕します。てーさん曰く「甘みとコクがでる」とのこと。しかし、ホントにてーさんの実家でも同じことをしていたのだろうか…?キムチにももって…。すでにいろいろ入りすぎてて、まぁそういうもんかなと思って見ていましたが、後に本人に聞いてみました。本当なのかと。するとてーさんはこういいました。「ガキの頃、家にはいつももも缶があった。でももも缶なんて食ったことがないんだよ。だからたぶんあれはキムチの材料だったんじゃねーかなぁ…」と…。りんごまるぉは答えました。「きっと、そうですよ…」と。でも、もも缶だけは本当にてーさんがこだわりにこだわった食材なのです。銘柄はなんでもいいけど、入れるってことにね。だからやっぱり必要。もも缶のないキムチなんて、かつお節のない冷ややっこみたいなもんだっ!!

ポイントはちょっと濃いめの味付けにしておくこと。漬けているあいだに、白菜をはじめとする野菜たちから水気が出てきますから。濃いめにしておいて、あとでちょうどよくなる。全部てーさん(「標高3000mでふかすタバコはうまいねぇ~」と南アルプス・仙丈ケ岳にて)が言ってたままに書いてます。

【其の8:ラストスパート!!】
 では遂に放置していた白菜の再登場です!濃いめにまぜあわせた具材を白菜1枚1枚のすきまに詰める詰める詰める~ぅ!!白菜の上の部分は塗るイメージでどうぞ。詰め終わったら、型崩れしないように大きめの葉っぱで全体を巻くように形をととのえます。平沢曰く「四の字固め」。そしたら漬物用の壷にぎゅうぎゅうに詰め込んでください。乗車率500%のイメージですよ、今年の干支はぎゅ~ぅ!!白菜、具、白菜、具…。平沢曰く「サンドイッチ攻撃」を仕掛けていくのであります!!我々はテレビ的にかっこいい壷を用意しましたが、具材をまぜあわせた樽をそのまま使って構いません。上手にやりくりしてください。

さぁすべての白菜がキムチ色に染まったら、あなたの勝利です!!終わらない闘いはない。そしてまた新たな闘いへ…。人生は終わらない旅、いやそれさえもいつかは…。
さあみなさん、厳しい闘いを乗り越えたなら、ちょっと召し上がってみてください。白菜の浅漬け。キムチは漬け終わった瞬間から美味しいのです。食べていいのよ。
10日ほど漬け込んだあたりから、青唐辛子の辛味成分が浸透し、いろいろ発酵して、キムチは少しずつ辛さを増していきます。市販のキムチは辛くなったあとのものだから、貴重な浅漬けを味わえるのはこの時だけ。白菜もシャキっとしていて美味すぅ~ぃ~っ!!キムチは保存食ですから、凍らない程度に寒いところ(冷蔵庫の中)で保存していれば、春先まで美味しく召し上がれます。そのころには酸味が増していますが、キムチチャーハンや豚キムチなどには最適とのこと。全部てーさんが言ってました。
キムチ作りは格闘技ですから、なめてかかると痛い目にあいます。普段、運動不足かなと感じている人は、最低3ヶ月程度の筋力トレーニングを積み、米子大瀑布の滝に打たれてから漬けるとまた一段と美味しいキムチが出来上がるはず。じゃーみなさん、グッドラック!!

注)番組内で3人が叫んでいた「ヘンジャウィキムチ」とは、韓国語で「さちこのキムチ」の意です。

| | コメント (1)