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ザ・駅前テレビ 裏話

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2007年06月02日

放送前夜

6月1日、衣替えの日です。abnもご多分に漏れず「クールビズ始めました」。会社のエレベーターに乗ると、いきなり「軽装・ノーネクタイでお客様の対応をする場合がありますので、ご了承ください」と言う旨の張り紙が目に飛び込んできます。我々、駅テレの制作スタッフは、一年中軽装で、すいません。これは、番組制作と言う仕事上、動きやすく、汚れても、しわになっても平気な服装が好ましいからと勝手に思い込んでいるからです。
と、時候の挨拶はこれくらいにして、6月2日放送前夜、三四六氏を交えた打合せの場面のお話を少し。台本をもとに番組の流れを説明する草間紀子ディレクター。番組では、中継担当とか、料理担当とか、各コーナーにそれぞれディレクターを配置してはいますが、最終的に番組のストーリー全体を見るのがチーフディレクターで、草間紀子はまさにその役所でありました。
今年は春先から「ザ・駅前ファーム」と言う畑を始めました。それは、この飽食の時代にあって、食べ物を大切にいただくと言う、昔からの”食育”の心を我々が肌で感じ、土の上で考え、番組で伝えられたらと言う思いから始まったものです。と言うより、きっと収穫できるであろう新鮮な野菜で、ワイワイとバーベキューでもやろうじゃないか!と言うのがそもそものきっかけだったかもしれません。
きっかけはともあれ、畑に植えた苗や種はすくすくと順調に育っています。そして、当初設定したエリアから拡張・膨張を続け、今では30アールの広大な畑の5分の1ほどに広がってしまいました。(スタート時は10分の1程度のささやかなものでした)
6月2日の放送では、元気に育っているじゃがいもやほうれん草、そしてトマト、キュウリ、ナスと言った夏野菜を植える場面を放送します。
さて、放送前夜の打合せに話を戻します。三四六氏が台本を見て言いました。「あれっ!成就神社は?」。小川村の成就地区にある「ザ・駅前ファーム」の近くには、何ともありがたい名前の成就神社があります。事前のロケでは、番組のMC3人が豊作を願ってお参りをする場面を撮影していました。しかし、台本にはその場面がない!
「時間の都合で、今回カットしてしまいました…」と小さな声で話す草間紀子。実はこの成就神社の場面、畑を最初に始めた時にもお参りに行って、その時もカットされてしまったネタなんです。
つまり2度目。小川村の皆さん、関係者の皆さん、本当にごめんなさい。次は必ず放送しますので。
チーフディレクター草間紀子は言いました。「ボツではなく、先送りと言う事で…」
三四六氏は笑いながら言いました。「紀ちゃん、先送りがお蔵入りにならないようにね」
草間ディレクターの名誉のために書き添えますが、カットする方が多いのが我々の仕事です。
前回放送した「ブチョーの函館日帰りツアー」では、12分で仕上がったVTRを泣く泣く6分17秒に縮めました。
今回、台本から消えた「成就神社」はいつ放送されるのか。そんな裏話を知っていると、「成就神社」の放送Xデーが楽しみになりませんか?

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2007年06月09日

再び放送前夜

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今夜は、まあよくある事ですが、一部のディレクターが徹夜になりそうです。今、この裏話を書いている時間と日付は、ちょうど土曜日になった深夜0時。もうあと9時間ちょっとで放送が始まってしまいます。
でも、まだ戸隠のVTRを編集している山口ディレクターがいて、その上がりを待っている音効担当の都鳥くんがいて、最後の仕上げであるスーパー付けを手伝おうとしているうえぽんがいます。
で、ついさっきまでは横にどてらをはおった平沢幸子がいて、携帯でモブログの原稿をを打ち込んでいました。タイトルは「残業する理由」。深夜近くまで、トロトロタマゴを作る練習をしていたブチョー。戸隠山登山で最大の難所である蟻の塔渡りをスタジオに再現しているADで美術担当の伊藤くん。なんだか文化祭のような放送前夜の様子をホームページにアップしましたので、そちらもご覧あれ。でも、そのモブログを書いている平沢幸子! おまえもそんな事で残業してんじゃん! で、この裏話を書いてる筆者も実は残業してんじゃん!と言う事になります。まあいつもの事ですが…。
それで、だいたいは寝不足の状態で生放送に突入する訳ですが、そこはシャキッと緊張感を持って番組に臨みますよ。せっかくの苦労を台無しにしたくはありませんから。

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2007年06月15日

歌うように召し上がれ

毎週、いろいろな企画を考えていますと、単なる思いつきで突っ走る事があります。今回の特集「スイーツ・カンタービレ」もそう。
視聴者の皆さんからよく、「スイーツの特集をお願いします」と言うお便りやメールをいただきます。でも、駅テレのプロデューサー的には「スイーツかぁ、他の番組でもよくやってるしなぁ。普通にスイーツを紹介するだけじゃ、駅前テレビらしくないし…」と言うのが実は本音で、正直ちょっとためらっていました。
でも、ふと思ったんです。ケーキとかパフェとかは止まっていて動かないものだから、あのキラキラした感じとか、キャッキャした感じとかがどうも画面から飛び出してこない。でも、踊るように見せられたら、スイーツの楽しさや美味しさがもっと伝わるんじゃないかって。音楽で踊らせてみよう。これが思いつきの第1段階でした。
今はちょっとしたクラシックブームですし、abnはサイトウ・キネン・フェスティバルの番組を毎年、制作していますし、クラシックを題材にした某局のドラマも大ヒットした事ですし、そんな様々な要素や背景が惑星直列のようにつながりました。そして、スイーツの美しさとクラシック音楽の優雅な音色が頭の中で完全に溶け合ってしまいました。
そこで、この思いつきを成立させるためにこの企画に課した重要条件は、”ロケの現場に生の演奏者がいる事”でした。ありもののCDで映像にクラシック音楽を乗せたのでは、ただBGMにクラッシックを選んだだけですから。リポーターや音楽家がスイーツを実際に見て、食べて、そしてそこに思い描かれる世界観をその場で奏でてもらう…これならスイーツはきっと踊り出す、と思いました。
でも、急な思いつきだったものですから、あと3、4日しかない撮影の予定日までに該当する演奏者を探さなければなりません。特集を担当した星野ディレクターはあちこちに電話し、日が合わないと断られながら、最後の最後に、今回出演いただいた音楽家・田島優子さんに巡り会いました。
やった!これでロケができる! 思いつき段階のぼんやりとしたプロデューサーのイメージは、星野ディレクターと”ちびのり”こと、草間紀子によって、一つ一つ組み立てるように現実の映像になっていきました。
さて、タイトルに冠した「スイーツ・カンタービレ」。この”カンタービレ”とは、イタリア語の音楽用語で”歌うように”と言う意味だそうです。
なんと言っても初めての試みです。「あんな風に作ろうよ」と言う”あんな風”がない所から始めました。明日は、スイーツが歌うように、舞うように、ちゃんと踊ってくれるでしょうか。

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2007年06月25日

HP回復

おはようございます。毎週、アップしようと思っていた「裏話」に、ようやく取りかかる事ができました。HP全回復です。
ちなみにこの”HP”ですが、人気RPG「ドラゴンクエスト」の体力にあたるもので、確か”ヒットポイント”の略だったと思います。ゲームでは、宿屋に泊まるか、薬草などのアイテムを使うか、ホイミとかベホイミとか回復系の魔法を使って、敵と戦った時に減ってしまったHPを回復します。
先週は、HPが限りなく0に近いひん死の状態でした。編集機に向かっていると、いつの間にか外は明るくなっていて、で、気がつくと津波のように睡魔と疲れが襲ってきて、そうなると家に帰る気力も失せ、とりあえず会社の仮眠室で2時間寝る、と言うパターンが放送までに4日も続いてしまいました。
ちょっと大きな特集を担当したり、番組全体がVTRになった時はいつもそうです。何回やっても、何年やっても楽になりません。三四六氏が初めて上高地に行った話も、日本海に自転車で行った時も、野沢菜とモーツァルトの時も、飛騨高山と世界遺産白川郷の旅の時もそうでした。
で、そう言う状態の時、会社の人たちがひん死のボクを見ると、「大丈夫?」「生きてる?」「家に帰った?」と話しかけます。会社の中の、よくある風景 と言う感じです。
今回も、大盛り弁当を食べて細々とHPをつなぎながら、なんとか放送にこぎつけました。よかった、ゲームオーバーにならなくて。いろいろとサポートしてくれた仲間たちに、感謝。タイトル室の皆さん、スーパーの発注が遅くなってすいません。録音室のほりっち、夜遅くまでMAしてくれて、ごめん、ありがとう。
さあ今週は、信州サッカーの特集です。担当はちびのり。ちびのりは特集を担当すると、放送前日にはほぼゾンビ状態になります。ゾンビちびのりから発信される「信州サッカーを10倍楽しく応援する方法」にご期待ください。
最後に、HPが限りなく0に近いボクに、栄養ドリンクを差し入れてくれたミキティのお母さん、ありがとうございました。あの時、本気で思いました。ドラクエの薬草だ!って。

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2007年07月14日

幸子モブログの続きです。

久しぶりの登場です。今週のP太郎です。
深夜にある事で残業をしていたら、平沢幸子から「モブログをアップしたので続編をお願い!」と言う電話がありました。何を書いたのかと思って見てみると、ネタは今日14日放送に使うあのマシーンの事ではないか。あー、ばらしてしまったのね。でも、これって駅テレのホームページをご愛顧いただいてる皆さんだけの特権かもしれませんね。へー、そんな事やるんだーって、思って見てもらえば、それはそれでOKでしょう。
と言う事で、追加の裏話。スタジオにセットされたヘアピンカーブ様式のマシーンですが、平沢幸子は実際に使った場面を見ずに帰ってしまいました。その後、数名のディレクターが集まり、実験を試みたところ、様々な問題が発覚しました。まずは、流した水を受けるためにビニール製の子どもプールを設置したのですが、その位置が低すぎて、やたら周りに水が飛び散ってしまう事。水量が弱いとカーブ手前で流したい物が止まってしまうなどの現象に悩まされました。
そこでディレクター陣は、社内にある使えそうな物をかき集めてマイナーチェンジを施し、改良に改良を重ねて、ついに”流し○○○○マシーンVersion1.05”が完成しました。
でも、いくら事前のテストでうまくいったとしても、すべては生放送でうまくいくかどうか!です。
もし、なんらかのアクシデントで倒壊したとしても、スタジオが水浸しになったとしても、チャンネルを変えずに見守ってやってください。
猛烈な台風が接近していると言うのに、こんな裏話でごめんなさい。今日は、スタジオから涼しさをお届けします。

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