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2010年08月07日

花火シャシンで盛り上がろう!

駅テレ写真部通信
~花火シャシンで盛り上がろう!~


苗場山への登山に同行した我々駅テレ写真部。
登山前夜、夏の夜にはつきものの“花火”で楽しもうという事になったので、
じゃあ「花火を使った面白い写真を撮ってみよう!」とチャレンジしたのが、
今回の「ハート」と「abn」の写真でした。


ハートの写真


abnの写真


この写真、一般的には「長時間露光」という撮影テクニックをつかっています。
実際にロケの時に行った手順を追って、撮影方法をご紹介したいと思います。


用意したのは「デジタル一眼レフカメラ」「三脚」の二つ。
カメラは「バルブ撮影」か
「10秒以上のシャッタースピードを設定できるもの」があると成功しやすいです。
それ以外のカメラやコンパクトカメラでも出来ますが、方法は後述します。
いずれも「撮った画像をその場で確認できる」デジタルカメラをおすすめしますが、
フィルムのカメラでももちろん出来ます。


まずは、手持ちの花火を振り回しても安全な、なるべく暗い場所を確保します。
その場所で花火と人物が十分写し込める範囲に向けて、三脚に据えたカメラを設置します。
長時間露光をする場合、三脚などでカメラを固定しないとカメラブレが発生して、
きちんとした写真が撮影できません。


次に「長時間露光」をするためにカメラの設定を変更します。
撮影モードは「バルブ(B)(BULB)」か「マニュアル(M)(MANUAL)」を使用します。


撮影モード


「バルブ」はシャッターを押している間ずっと露光し続けるモード。
「マニュアル」はシャッタースピード(と絞り)をあらかじめ任意の値に設定できるモードで、
今回は「マニュアル」モードを使い、
シャッタースピードを「10秒」に設定して撮影をしました。


設定値


その他の設定項目は以下のとおりです。
絞り「f11」、ISO感度「ISO400」、ホワイトバランス「オート」
このあたりの設定は、デジタルカメラなら何度か試し撮りをして決定してみてください。


カメラのアングルと設定が終わったら、ピント(フォーカス)を合わせて撮影に入ります。
ちなみにフォーカスは「マニュアルフォーカス」がおすすめです。
暗い場所だとなかなかピントが合いにくく、
オートフォーカスではピンぼけ写真になってしまう可能性があるからです。
もちろんオートフォーカスでも撮影できないワケではありません。


花火を手に持って火をつけます。着火したらシャッターを切ります。
今回はシャッタースピードを「10秒」に設定したので、
10秒間シャッターが開いたままになります。
この10秒間の花火の軌跡がカメラに写るという事になります。
なので、ハートマークを描きたければ「10秒間でハート型に花火を動かす」、
文字を描きたければ「10秒間で文字を一筆書きするように花火を動かす」です。


星の写真


こうして10秒後にシャッターが閉まったら撮影完了です。
出来上がりを見てみんなで盛り上がりましょう。

今回人物がブレて写ってしまいましたが、
人物も写し止めたいならどこかでストロボなどの強い光を当てる方法もあります。


以上が今回行った撮影の一連です。


様々な設定を自由にできるデジタル一眼レフカメラを使っていますが、
コンパクトデジカメでも撮影可能なものがあります。
「夜景モード」や「花火モード」、「スローシンクロ」などの機能を使って、
数秒間の長時間露光をおこなえる機種も多いです。
お手持ちのカメラの説明書を確認してみてください。


最後に。


使用しているのが「花火」なので、取り扱いには十分注意が必要です。
周りに他の人や燃えやすいものがないか確認するのはもちろん、
花火の火の粉が被写体自身に掛からないように十分注意し、
風などがある場合にはやめるべきです。
一般的な花火の使用方法を順守して夏の撮影を楽しんでいただきたいと思います。


以上「フォトマスター1級」写真部部長うえぽんの解説でした。


★花火は使い方を誤るとキケンなものです。十分に安全を確認してください。
 上記撮影で発生した事故などについては一切責任を負いかねます。
 各自の責任において利用していただけますよう、お願い申し上げます。

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