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「ザ・駅前テレビスタッフの方」
そう書かれた長野東高校の封書が番組に届いたのは2月中旬の月曜日。
中には1枚の写真と3枚の便箋に書かれた手紙が入っていました。
ところが月曜日というのは、駅前テレビスタッフのほとんどが休んでいる日。
この手紙も、簡単に中身をチェックしただけで内容を精査するところまで至らず、
担当の机の上に置かれたままになっていたのです。
そして翌日。
夕方のニュース番組が終わった頃、制作部の電話が鳴りました。
電話の相手は長野朝日放送の警備室。
「駅前テレビに何か言いたいことがあるという人が来ているのですが・・・」
時間も遅くなっていますし、ちょっと怪しい感じもします。
警備さんに聞いてみます。
「どんな感じの人ですか?」
警備さんは
「長野東高校の生徒さんのようです」と。
電話の対応をしたのは女性スタッフでした。
万が一ということもありますから、
男性の僕が対応するということで警備室のところへ行こうと思ったときに、思い出しました。
「そういえば、長野東高校の封筒で郵便が届いていたなぁ」と。
とりあえず、冒頭に書いたその封筒を手にして警備室へ向かいました。
警備室の前に立っていたのは、今回VTRにも登場してくれた「坂本斐子」さん。
もう暗くなってしまった玄関ロビーに招きいれ話を聞いたわけです。
やっぱり、最初に書いたあの長野東高校の封書を出したのは坂本さんでした。
この1通の手紙から、今回の物語は始まったのです。
このネタを番組として扱うことを決めたのはその翌日でした。
その理由は、坂本さんが手紙に書いた願いが大変に興味深かったことと、
坂本さんの真剣さが伝わってきたからです。
その翌週、ロケをすることになりました。
うえぽん