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いまからちょうど2年前…いきつけのそば屋で昼食をとっていた三四六、平沢、フジイはあることで盛り上がっていた。それは、当時のラーメン界で新たなトレンドとなりつつあった「つけめん」が、信州名物「そば」と酷似しているということ。なるほど、確かに麺とつけ汁が別々に盛り付けられることをはじめ、共通点ならいくつもあるような…。そこでフジイは気付いてしまった。信州そばが信州名物なら、信州そばに似ているつけめんも信州名物と言えるんじゃないかと。A=BかつB=Cの時、A=Cというアレの理論だ。そうするとラーメンだって信州名物になりうるってことだけど、そもそも「信州ラーメン」ってあまり聞かない…。改めて考えると答えに困る…ならば言ってしまえ!!「信州名物ラーメンはつけめんだ!!」。
かくして、ザ・駅前テレビは、2007年10月、番組発の新たなムーブメントを喚起しようと、「信州名物ラーメンはつけめんだプロジェクト」を勝手に大始動させた。もし本当に「つけめん」が信州名物になる日が来たら、言いだしっぺは駅テレだ。ただそういう事実を作りたかっただけで。
当初の「リサーチ篇」では、つけめんのルーツが信州にあることを突き止め、続く2008年7月の「飛躍篇」では、信州産小麦のクオリティの高さに着目。さらに、つけめんを名物にするならネーミングは「つけそば」にすべし、との結論を導き出した。とはいえ百聞は一見にしかず…ということで、視聴者の皆様にも是非食べてもらいたい。食べてその魅力をしかと味わってもらいたい。どうせなら我々が極上のつけそばを振舞いたい…。そこでこの年の秋、我々は小川村のザ・駅前ファームに4種類の小麦を植えた。小麦が育ったら、その小麦で麺を打ち、一度きりのつけそば店を開く。そんな大きな夢を描き、小さな小さな小麦の種を蒔いたのだ。
雨に泣かされ、風に泣かされ、試行錯誤を繰り返し、そしていま、あの小麦は極上の中華麺に姿を変えてみなさんを待っている。番組特製のつけそばが完成したのだ。プロジェクトのヘッドコーチ・塚田兼司氏監修のもと、スープには小川村産西山大豆で作った醤油と信州黄金シャモを使った。具には手作りの駅前ファーム野菜と信州プレミアム牛肉をトッピング。それらを盛り付ける器には、平沢と塚田氏がデザインした松代焼を用意した。とことん信州産にこだわり、とことん手作り。そしていよいよ、一度きりのつけそば店「駅前つけそば亭」が開店する。場所はながの東急本館の特設会場。2日間限定(10/31~11/1)、各日1000食限り。売り切れちゃったらゴメンナサイ!!
いま我々は、あの頃の未来に立っている…。いつか未来のどこかで、つけそばは信州名物になれているだろうか…。その時への第一歩に、このプロジェクトがなれるといい。