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2009年09月19日

縄文か!戦国か!信州おやき今昔&7時間生テレビ直前情報

 信州のファストフードと言えば、おやき。ベーグルを片手に摩天楼を闊歩するニューヨーカーのように、長野県ではおやきを片手に信州散歩を楽しむのであります。
おやきを見つめる二人  そんな「おやき」の始まりは、いったいいつなんだろう? いろいろ調べてみたところ、定かな文献や物的証拠はなかなか見つかりません。ならば、いつも駅前ファームの作業でお邪魔している小川村にある「縄文おやき」はどうなのか? 小川村には縄文時代中期から後期にかけての遺跡が各所に見つかっていて、“世界で最も美しい”と評される土器も出土していました。その土器のかけらには、微量な昔の穀物の化石が付着していたと言います。また、同じ縄文時代の県内の遺跡からは、“おやきの化石”とも見えるものが発掘されていた! 点と点、その間の線は想像するしかありませんが、そのつながりに思いめぐらす事って、ロマンだと思いませんか…。 
できたてのおやき  平沢幸子と藤井学は、小川村にある「おやき村」を訪ねました。囲炉裏の中でいい焼き色になっていく“縄文の焼きおやき”を見つめながら、2人はきっと原始の風景を思い描いていたに違いありません。たぶん…。
 そして、時を一気に現代に移してみると、なんと!スーパー未来型の「おやき」もありました。おやきのイメージを根底から覆すような、創作おやき。実感しました。おやきにルールはないのです。その具は、ラタトゥイユだったり、イタリア風に調理されたきのこだったり。でも、決して奇をてらったものではありません。おやきの中味って、夏にたくさんとれて余ってしまう野菜とか、酸っぱくなってしまった野沢菜とか、そう言う食べ物を粗末にしないで、うまく利用する知恵なんですね。と言う事は、先ほど例に出したラタトゥイユもそう。フランスのおふくろの知恵みたいなものです。ですから、ちょっと意外に思う組み合わせも、実は信州そのものなんですね。おやきは無限の可能性を秘めている。それは、昔ながらの素朴な愛情と現代人の食生活に合わせたアイデアと言う名の愛情、その“愛情ハイブリッド”の所産ではないでしょうか!
おやきを食べる  話がまた長くなってしまいました。今回の駅テレ、川中島古戦場に中継を出します。そこで「歴史時代絵巻ながの」と言うイベントが、シルバーウィークの連休にあわせて行われます。今や大ブームの戦国時代。はてさて、戦国時代に「おやき」は食べられていたんでしょうか? その辺りにもちょっと、平沢と藤井がタイムスリップしてみる事になりそうです。
 そして、来週9月26日は、12年目を迎える7時間ぶっ通しの生番組「みつめて!信州生テレビ」がいよいよ放送になります。abnの制作スタッフは、毎週の「ザ・駅前テレビ」を作りながら、三四六的に言うと「夜も寝ないで昼寝して」、着々と準備を進めてきた訳です。今年のテーマは、ズバリ!「信州探検」。アドベンチャーな探検はもちろん、食の探検、歴史の探検もあるでしょう。好奇心の赴くままに、時には子どもの視点で、時には冒険家のハートで、プランを練ってきたものです。その見どころを“やむ落ち”映像を交えて、大紹介します。“やむ落ち”と言うのは、どうしても時間が足りなくて「やむなく落としてしまった」映像やネタの事です。これって「おやき」の様にせっかくのモノを無駄にしたくない…と言う、番組ディレクターの苦し紛れの知恵かもしれませんけど…。