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2009年07月25日

仏像ブームだ!信州仏像ロマン紀行

 世は仏像ブーム、だという。ブームをけん引するのが年配の方々ならともかく、若い女性も加わったというから驚きだ。今年3月から始まった国宝・阿修羅展(東京)も盛況だった。一体、若者は仏像のどこに魅力を感じているのだろう。そこで藤井アナが動いた。彼は今年の春、韓国とインドへと、善光寺如来のルーツを訪ねる旅に出た。ならば、この仏像ブームを探る役として最適ではあるまいか。百済(韓国)とビシャリ(インド)を歩いたからこそ成せるリポートがあるはずだ、と藤井アナは息巻いた。
 彼は考えた。信州には秘仏とされる善光寺如来のほかに、歴史的にとてつもなく貴重な仏様があるに違いないと。調べてみると、信州には飛鳥、奈良時代に造られた銅製の仏様があるではないか。それも三つも。この三つの仏様はすべて国の重要文化財に指定されているのだ。これらの仏像を、彼は勝手にこう名付けた。“信州三大古代金銅仏”。
 信州三大古代金銅仏の一つ目。その仏様は観松院(松川村)の菩薩半跏(はんか)像(弥勒菩薩)だ。藤井アナは今年、韓国とインドを旅した時、弥勒菩薩に会っている。これも何かの縁か。観松院の菩薩様は、やさしい顔で彼を見つめた。
仏像を彫る平沢  二つ目は、長福寺(上田市)の菩薩立像。通称、夢殿観音。過去三回も盗難に遭いながらすべて無事に戻っていることから〝お戻り観音〟の名も。三つ目は、山千寺(さんぜんじ)(長野市)の観音菩薩立像。安置場所は意外な場所だった。
 一方、平沢アナは佐久穂町のとある仏師に弟子入り。その仏師の祖先は、かつて飯田の殿様お抱えの仏師だったという。仏像彫りに挑戦した平沢アナ。果たしてどんな仏像を彫ったのか。スタジオで彼女の力作を御開帳する。