2006年09月23日 13時00分 放送
ペットシッター沢口華子の事件簿
〈出演〉
沢口華子・・・研ナオコ
宮本充・・・阿部サダヲ
増田信介・・・黒田アーサー
稲垣鶴子・・・鷲尾真知子
藤野亜由・・・内藤陽子
貴常刑事・・・入江雅人
須田義雄・・・清水章吾
高城澄子・・・石野真子
増田愛子・・・吉田日出子
〈あらすじ〉
沢口華子(研ナオコ)は見習いペットシッターだ。3年前に夫を交通事故で亡くしてから娘・七子(三村泰代)と息子・卓(東海孝之助)を1人で育てていた。生活がかかっていることだし、目下、正社員になるべく奮闘中。しかし、研修期間のこの3ヶ月、失敗の連続で社長・愛子(吉田日出子)からは怒られてばかりだ。
ある日、お金持ちの家から仕事の依頼があり、華子が行くことになった。依頼先の須田家の前に着くと、なんと同僚の宮本(阿部サダヲ)の姿が。愛子に一緒に行くように指示されたのだ。華子たちは、久子(栗田よう子)から仕事で家を留守にするため、ゴールデンレトリバー犬・ダリとドガの世話を頼まれた。
次の日、須田家に行った華子は、ソファーで久子の部下・勝田(奈良坂篤)が死んでいるのを発見した。そこへ2階の部屋から美紀(柳沢なな)が現れた。久子の娘だという美紀は全寮制の高校に通っていて昨日はたまたま帰ってきたそうだ。久子とも連絡が取れなくなり、父親である義雄(清水章吾)も仕事で海外にいるので、華子はダリとドガを動物病院をしている愛子の息子・信介(黒田アーサー)に預け、美紀を自分の家に連れて帰った。
しばらくして久子の死体が見つかった。なんとかして美紀の力になりたいと思う華子だったが、久子の親友で仕事も一緒にしていた澄子(石野真子)が美紀を連れて行ってしまった。
その後、ドガが澄子の運転する車の前に飛び出し大怪我をする。華子はドガが何かを伝えようとしていると察知するが…。
2006年09月16日 13時00分 放送
牟田刑事官事件ファイル・宮崎発東京行き最終便の女!
【原作】石沢英太郎
【脚本】寺田敏雄
【監督】松島稔
【出演】
牟田一郎・・・小林桂樹
岩城政則・・・東幹久
水木奈津・・・喜多嶋舞
日高美津江・・・剣幸
沢辺久美子・・・西尾まり
沢辺真理子・・・木内晶子
藤井竹夫・・・増沢望
君塚尚・・・久保田篤
梶原課長・・・小沢象
【みどころ】
牟田一郎(小林桂樹)は、横浜山下署の刑事官。妻がサンパウロにいる娘のもとに長期滞在しているため、佗しい独り暮らしを余儀なくされている。
ある日、宮崎県警の日高美津江警部補(剣幸)が、部下の黒木刑事(井上康)とともに山下署を訪ねてくる。横浜に住む沢辺久美子(西尾まり)という女性の絞殺体が発見され、所持品の中に山下署の岩城警部補(東幹久)の名刺があったというのだ。被害者は宮崎の出身だという。日高警部補は被害者の写真を持参していた。
岩城はその写真の女性に見覚えがあった。一週間前、岩城は深夜の路上で男女がもみ合っているのを目撃し、二人の間に割って入った。その時の女性が被害者の久美子だった。男は止めてあった車で逃走、女性も、なんでもない、大丈夫だというため、岩城は名刺を渡して何かあったら連絡するようにと言い置いてその場を離れたのだった。岩城はその時、逃走した車のナンバーを控えていた。
日高警部補によると、久美子は一年前に宮崎市内で起きた金融業者殺害事件の重要参考人としてマークしていた人物だという。
やがて、車のナンバーから、久美子ともみ合っていたのはフリーの風俗ライター菅原だと判明するが、菅原の所在はわからない。
この事件は、宮崎と山下署の合同捜査となり、岩城も宮崎に飛ぶが、どうも生真面目な日高警部補に馴染めない。
2006年09月09日 13時00分 放送
女と愛とミステリー 「高木検事室の事件簿 "紫陽花は死の香り"」
【原作】
松木麗 「紫陽花の花のごとくに」より
【脚本】
中岡京平
【監督】
齋藤光正
【主なキャスト】
高木 彰 … 緒形 直人
神崎絵莉子 … 鷲尾いさ子
野村麻由美 … 中山 忍
神崎 清祥 … 中原 丈雄
倉本 伸也 … 北村総一朗
遠藤 浩 … 徳井 優
園部 恵一 … 池田 政典
園部 和子 … 高田 敏江
岡本 波子 … 片岡 富枝
永峰 一臣 … 岸辺 一徳
佐伯 雅弘 … 夏八木 勲
ほか。
【あらすじ】
新進気鋭の東京地検検事・高木彰は世田谷で起きた陶芸家・神崎清祥の殺人事件の担当を依頼される。被疑者は陶芸家の妻で女流陶芸家の神崎絵莉子。絵莉子は浮気を疑い、日頃から暴力をふるう夫に耐えかね、つい夫が寝ている間に首を締めて殺したと自首してきたのだった。
高木はこの事件を依頼され、人生の皮肉を感じていた。絵莉子は12年前、高木が交際していた佐伯麻由美の姉だったのだ。高木の脳裏に一心不乱にピアノを弾いていた美しい絵莉子の姿が蘇る。
翌日、高木の検事室に被疑者として手錠をかけられた絵莉子が現れた。絵莉子の美しさは12年前と変っていなかった。
高木は個人的な感情を押し殺し、絵莉子の取り調べを始める。高木は絵莉子の供述に不自然な点があることを指摘する。10時半の帰宅後、暴力を振るわれてから12時に犯行に及ぶまでの時間と、夜12時に犯行に及んでから午前5時半に自首する電話をするまでの時間の空白があるのだ。そして、犯行後部屋を片付けたり被害者の体を清めたりしたことは証拠隠滅とも取られかねないと絵莉子に伝える。しかし、一切釈明しようとしない絵莉子に高木は疑問を覚える。
調べを終えた高木は、再び手錠をかけられ、立ち去ろうとする絵莉子に思わず、「こんな形で再会するとは…」と声をかける。絵莉子は何も言わないが、高木は絵莉子が自分を覚えていたことをその表情から確信する。
東京地検を出た高木は書店で神崎夫婦のインタビュー記事の載った雑誌を購入し、ふと見つけた喫茶店「魯山人」に入った。絵莉子のファンだったというマスターは、神崎絵莉子のトレードマークだった紫陽花の釉薬が幻になったと話し始める。その釉薬は神崎清祥が独自に開発したもので、絵莉子さえもその製法を知らない。そのため神崎の死と共に釉薬も幻となってしまったというのだ。高木はそんな価値ある存在だったはずの神崎を絵莉子はなぜ殺したのか、そして絵莉子の細い指で大の男を絞め殺せるのかと思いを巡らせる。
翌日の取り調べで、高木は絵莉子が神崎と再婚するまでの経緯を聞く。絵莉子は二十三歳の時に高校の数学教師・園部恵一と結婚したが、園部は四年目の結婚記念日に交通事故で亡くなった。絵莉子が神崎清祥と出会ったのはその二年後。絵莉子は神崎と交際している時、行方不明になった妻の写真を見せられた。その妻は絵莉子にとてもよく似た人だったという。2人は互いに過去に傷を持つ同士で再婚をしたのだった。
翌日、犯行の行われた世田谷の神崎家別宅で実況検分が行われた。絵莉子は殺害現場となった居間で犯行の再現をする。しかし体が震え、最後まですることができない。それをじっと見ていた高木はこれから鎌倉の本宅に行こうと世田谷署の刑事たちに突然の提案をする。高木は絵莉子の供述による不自然な時間の空白は、犯行現場が鎌倉の本宅だからではないかと推測していた。
鎌倉の本宅に到着した高木は、鎌倉署の刑事らと合流し、資産家の息子らしい豪邸の広大な庭を歩いていた。すると、一人の刑事が縁側に紫陽花の花束が置いてあるのを発見する。鎌倉署の刑事によれば事件の翌日にはなかったものだという。高木が絵莉子に花束についての意見を求めると、絵莉子は神崎のファンが置いていったのではないかと答える。しかし高木はその答えに不自然さを感じる。絵莉子のトレードマークである紫陽花をファンが神崎に供えるだろうか?高木は犯行現場がこの鎌倉の本宅である可能性がないか、また紫陽花の花束について調べるよう刑事たちに頼む。
その時ふいに高木の携帯が鳴った。絵莉子の妹で高木のかつての恋人・野村麻由美からの呼び出しの電話だった。その夜、高木は麻由美に指定されたスナック「ロイド」に向かい、麻由美と12年ぶりの再会を果たす。そこは事件当日に絵莉子が寄った場所だった。
高木は麻由美にどうして自分が絵莉子の事件を担当しているのを知っているのか、何故この店を指定したのかを聞くが、麻由美は高木の質問には答えず、「姉を追い詰めた誰かがきっといるはず。姉には内に秘めた激しさがあるのだ」と言い残して去る。一切釈明しない絵莉子、不可解な時間の空白、麻由美の謎の言葉、そして紫陽花の花束…。高木はこの事件の背後に深い深い闇があると直感する…。
2006年09月02日 13時00分 放送
ラーメン刑事③ 「博多~唐津~呼子港、殺意の銃口!壊された黒田武士人形と博多献上帯の謎」
【脚本】
友澤晃一
【監督】
合月勇
【プロデューサー】
辰野悦央(ABC)
野木小四郎(大映テレビ)
【制作】
ABC
大映テレビ
【出演】
龍 鉄平 … 神田 正輝
桃木 モモ … 大桃美代子
鶴田 秀次 … 若林 豪
鶴田 美咲 … 戸田麻衣子
西宮 礼 … 榊原 利彦
志賀 三郎 … ガッツ石松
高原 涼太 … 池内 万作
江崎 大輔 … 尾形 大作
小久保達夫 … 菊池健一郎
栗山 保 … 中原 丈雄
ほか。
【内容】
ラーメン刑事こと龍鉄平(神田正輝)が、相棒の桃木モモ(大桃美代子)と博多北署に赴任した。ところが赴任まもなく、鉄平を兄のように慕う同僚の高原涼太(池内万作)が白昼刺殺される。志賀刑事(ガッツ石松)らは通り魔殺人として捜査するが、鉄平は計画殺人を疑い、高原と親しかった交通機動隊の江崎大輔(尾形大作)らと、独自の捜査を始める。
高原は、中洲で人気のラーメン屋台を営む鶴田秀次(若林豪)の娘・美咲(戸田麻衣子)と結婚を約束、刑事をやめてラーメン屋になることを夢見ていたが、鶴田はなぜか2人の結婚に反対していた。高原は事件前日、新聞記者の栗山(中原丈雄)と会っていた。鶴田は昔刑事だったが、20年前麻薬の密売組織を捜査中、暴力団員の木場巌(栗栖功明)を射殺したことから刑事を辞職した。このため高原は、鶴田が結婚に反対するのは、娘の結婚相手が刑事だからと考えていたが、栗山は、鶴田の屋台で働く小久保(菊池健一郎)が関係あるのではと指摘。小久保は、1年前に病死した屋台の前権利者の息子だが、屋台は自分のものだと周囲に不満をもらしていた。栗山の話からすると、小久保には屋台の所有権をめぐり、高原を殺す動機がある。鶴田も頭を負傷しているが、それも小久保の犯行ではないのか。しかし、小久保は、高原が刺されたとき飯塚で芝居を見ていたとアリバイを主張。小久保は確かに芝居小屋にいたが、博多人形をわざとこわして自分の存在を印象付け、アリバイエ作をした疑いが強い。
そんな捜査のなか、小久保が殺害される。鶴田が暴力団幹部の権藤(新海丈夫)と接触。権藤は、20年前の事件の際、鶴田が木場を射殺した現場にいた。ところが、木場が高原の父であることが発覚。鶴田が娘の結婚に反対したのは、高原が木場の息子であるためではないのか。一方鶴田が再び襲われ重傷を負う。高原と鶴田の命を狙ったのは、小久保ではなかった。鉄平はこれまでの捜査を振り返り、ある人物に推理を誘導されていたことを知り、真犯人に迫っていく。