2006年08月26日 13時00分 放送
『真夏のクリスマス』
人生の折り返し地点を過ぎた男と女のやさしさ、せつなさを、ほろ苦く、そして暖かく描く感動作。
〈出演〉
長谷川大吉・・・明石家さんま
野村麻美・・・浅野ゆう子
伊勢光男・・・内藤剛志
柳原慎次・・・小倉久寛
菅原有希子・・・篠原涼子
長谷川清吉・・・笑福亭松之助
赤松理恵・・・羽野晶紀
柳原容子・・・岡本麗
高野郁夫・・・山崎銀之丞
ほか
〈あらすじ〉
長谷川大吉(明石家さんま)、伊勢光男(内藤剛志)、柳原慎次(小倉久寛)の3人は高校の同級生でかつては共に陸上部に所属していた。25年来の腐れ縁である。大吉と伊勢は一緒にショーウィンドゥなどのディスプレイをする会社をやっている。大吉は会社のデザイナー・菅原有希子(篠原涼子)とは恋人同士だが、結婚までは踏み切れずにいる。
ある日、仕事が終わり、大吉と有希子は大吉の部屋へと向かった。有希子はワインとチーズを買い入れて、今夜は泊まるつもりだ。ところが、2人を迎えたのは、風呂上がりにちゃっかりと有希子のお泊まり用パジャマを着た女の子・美花(村上東奈)だった。あ然とする2人にもう一人の不法侵入者・清吉(笑福亭松之助)が声をかけた。清吉は大吉の父である。清吉は大吉の部屋を訪ねる途中、やはり大吉の元に向かう美花と偶然知り合った。美花は清吉とも旧知の麻美(浅野ゆう子)の娘だった。麻美はかつて大吉達の所属していた陸上部のマドンナで大吉とは結婚寸前まで行ったことのある女である。麻美はなぜ年端もゆかない美花を一人で東京によこすようなまねをしたのか?美花も何も語ろうとしない。大吉は麻美の真意を知るため、美花と清吉を連れ、久々に故郷の街に帰ることにした。離婚した妻と娘が故郷にいる伊勢と、家庭に自分の居場所を見いだせないでいる柳原も同道することになった。かくして老人と子供そして3人の中年男という妙な組み合わせの一行を乗せた車は故郷.姫路への旅に出た。
姫路に着いた大吉は麻美が入院していることを知る。麻美は娘の美花を麻美の前夫・郁夫(山崎銀之丞)の元に送り届けて欲しい、と大吉に頼んだ。初めは頑としてして拒んでいた大吉だったが、麻美の恨み言ともつかない思い出話を聞かされるうちに断ることが出来なくなってしまった。美花は気乗りしなさそうだった。しかし、大吉もいつまでも東京を留守にするわけにはいかない。
そんな時、東京から有希子がやって来た。有希子は大吉に早く東京へ戻るように言い、麻美と大吉を何とか引き離そうと、見舞にかこつけて病院へ行き、麻美と対面する。2人に挟まれて大吉は身の置き場がなかった。「両手に花やな。どっちもトゲあるけど」と美花にチャカされた大吉は、ムッとした勢いで「明日おまえのお父ちゃんとこ行くぞ」と言い渡した。
2006年08月19日 13時00分 放送
芸能記者・柳田信吉の挑戦 スター誕生殺人事件
【原作】 深谷忠記「信州・奥多摩殺人ライン」(エイコー・ノベルズ)
【出演】
柳田信吉・・・内藤剛志
柳田美佐・・・浅田美代子
牧祐介・・・長谷川初範
橋本康之・・・村野武範
梨元リポーター・・・梨元勝
スナック「四十雀」のママ・・・東海林のり子
【あらすじ】
ある日、信吉はピンチヒッターとして推理小説作家・橋本康之の取材旅行に同行する。深夜、別荘のある信州・白馬まで、橋本が運転する車で出発し、明け方に別荘に到着した。
ところが、そこで橋本の妻・智子の絞殺死体を発見する。部屋の電話線が切断されていたため、信吉は近くの別荘まで走り通報、白馬署の警部・明石らが駆けつける。検死の結果、智子の殺害時刻は信吉たちの到着する2、3時間前だったことが判明、さらに智子の体内からは少量のアルコールと大量の睡眠薬が検出された。
その夜、近くの別荘に一週間前から滞在していたシナリオライター・牧祐介が別荘を訪れた。牧と橋本、そして智子の亡くなった兄・安岡は古くからの親友だった。また、一ヶ月前に八王子の林道で白骨死体となって発見された河野プロダクションのマネージャー・児玉圭子は、安岡の恋人だった。
白馬署では、事件の3日前、牧の山荘で智子の車と見られる赤い車が目撃されていたことから、牧に事情を聞く。牧は「自分は不在だった」と主張し、智子との接触はなかったことを強調する。
数日後、東京・奥多摩の川岸で、首に索状痕のある女性の全裸死体が発見された。被害者は河野プロダクションに所属する新人タレント・酒井理沙と判明し、死後5、6日が経過していた。信吉は、以前新人タレント・小杉春華との密会をスクープした同プロダクションの人気俳優・白鳥孝太郎に話を聞く。無名時代、彼のマネージャーは児玉圭子だった。
2006年08月12日 13時00分 放送
天使の傷痕
第24回 西村京太郎サスペンス
【原作】西村京太郎「天使の傷痕」 講談社
【出演】
田島伸治…村上弘明
山崎昌子…遠野凪子
久松実…原田大二郎
田熊かね…千石規子
片岡有木子…岡本夕紀子
里村真一…平泉成
沼沢章吾…中山克巳
山崎謙介…松戸俊二
山崎英子…神野美紀
榎本成史…永森英二
絹川文代…多岐川裕美
緑川淳子…山村紅葉
坂東房枝…絵沢萠子
宮崎刑事…甲本雅裕
佐野和歌子…尾口衿子
坂東三郎…室田日出男
馬場彰…石倉三郎
沼沢時枝…床嶋佳子
中村警部補…佐野史郎
【あらすじ】
新聞記者の田島伸治は、美術館で知り合った清楚な女性・山崎昌子と山へハイキングに出かけた。付き合いはじめてまもないデートに、田島はうれしさを隠しきれない。ひと気のない早朝の山の中は、野鳥の声が響き渡り、二人は幸せいっぱいで山道を歩いていた。
ところが二股に分かれた分岐点で、道標が不自然に木の枝の陰に隠されていた。田島はそれをのぞきこんで、頂上へと向かう細いルートを進んでいくが、ふと後ろを見ると、昌子が道標のそばでかがみこんでいた。靴に小石が入ったみたいという昌子を、田島はふざけて写真におさめる。
そんな幸せいっぱいの二人が先を歩き始めた時、突然背後から獣のうめき声のようなものが聞こえてきた。振り返ると、腕にナイフが深々と突き刺さった男が道の角から現れたのだ。男は助けを求めるように田島たちの方へと歩み出るが、力尽きて道の下に転がり落ちてしまう。
田島は急いで男のものへと駆け下りるが、男は「て、ん……」という謎の言葉だけを言い残し、息絶えてしまう。田島は昌子のもとへ引き返し、震える彼女を抱き寄せるのだった。
警察の調べによれば、被害者は久松実という名の都内在住のルポライター。凶器はどこでも手に入るようなありふれたナイフだったという。そして、不思議なことに、当日、登山道の道標が逆を向いていたという事実を警察は突き止めていた。
田島は被害者が最後に言った「てん」という言葉が気にかかり、刑事の中村に考えを求める。だが中村は、まともに田島と対応することを避ける。仕方なく田島は、自ら事件の全容をつかもうとするのだった。