2006年05月27日 13時00分 放送

京都のテミス女裁判官①「美人判事が不倫と殺人疑惑に襲われて」

(原作)和久峻三  光文社文庫「不倫判事」より
(脚本)土屋保文
(監督)松本明
(プロデューサー)東浦陸夫(ABC)、齋藤立太(松竹)
(制作)ABC、松竹
(出演)
松宮亜紀子…若村麻由美
石塚修…トミーズ雅
藤川宏行…大柴邦彦
松宮忠則…長谷川初範
池田直人…伊吹吾郎
神崎良平…高岡建治
樫村健太郎…佐川満男
タクシー運転手…芦屋雁之助(特別出演)
平岡裁判長…藤田まこと(友情出演)
ほか


(内容)
京都地裁の裁判官・松宮亜紀子(若村麻由美)は、大学在学中に司法試験に合格した秀才で、彼女の年齢からは異例の統括判事を務める。マスコミは、亜紀子が才色兼備の持ち主であることから、神話で正義を司る女神テミスになぞらえて「平成のテミス」と呼び、芸能人並みに扱っている。しかし、亜紀子の胸中は穏やかではない。最高裁事務総局人事課に勤務する夫忠則(長谷川初範)を東京に残し、京都に単身赴任しているが、忠則が埼玉地裁の書記官と不倫関係にあることが発覚したため、離婚を決意した。しかし、忠則は承知しない。そのうえ忠則は、検事池田(伊吹吾郎)と亜紀子の関係を疑う。さらに亜紀子を窮地に追いやる事件が発生。
池田が殺害された。池田は女性関係が激しく、事件当夜もホステス小夜子(真由子)と一緒だった。小夜子は京都府警刑事石塚修(トミーズ雅)に対して、事件とのかかわりを否定するが、検事の神崎(高岡建治)は遺留指紋などから小夜子を起訴。その公判が亜紀子の担当になった。と二ろが、凶器が亜紀子の持つテミス像と判明。亜紀子は何者かの罠を感じ取り、石塚に相談を持ちかける。亜紀子の周囲でそのような工作ができるのは、夫の忠則以外にいない。しかし、忠則には完壁なアリバイがある。
凶器のテミス像が奪われる。奪ったのは、亜紀子にあこがれ、つきまとっている伏見(中川浩三)。しかし、池田殺しは伏見ではない

第3回公判は亜紀子にとって最悪の方向に展開する。犯人は、被害者を鈍器で失神させた後ネクタイで絞殺したが、そのネクタイは亜紀子の部屋にあった忠則のものだった。さらに亜紀子と池田の親密な関係が、デッチあげられる。マスコミは、事件は亜紀子による不倫の果ての犯行と決めつけて報道。直後、伏見が遺体で発見される。亜紀子は、運転手の藤川(大柴邦彦)の勧めでホテルに身を隠しながら、彼女をワナにはめた人物を捜す。彼女は、この危機を乗り切ることができるのか。

2006年05月20日 13時00分 放送

京都殺人案内(26) 「殺しを告げる女!16年目の償い」

(原作) 和久峻三
(脚本) 田村恵
(監督) 岡屋龍一
(プロデューサー) 東浦陸夫(ABC)、齋藤立太(松竹)
(制作) ABC、松竹

(出演)
音川音次郎 藤田まこと
音川洋子 萬田久子
秋山課長 遠藤太津朗
葛西登 寺田農
本間芙美子 中野良子
平山秘書 大出俊
森口早苗 平淑恵
佐々木達郎 山田吾一
高橋定雄 原哲男
高橋輝子 渚まゆみ
広瀬圭子 清水美里
広瀬隆平 加藤正記
ほか

(あらすじ)
京都府警の刑事一音川音次郎(藤田まこと)は、本間芙美子(中野良子)と名乗る女性から奇妙な電話を受けた。次期選挙に出馬を予定している元大学教授の葛西登(寺田農)は、人殺しだというのだ。葛西は、日頃からボランティア活動などに熱心で人望が厚く、トップ当選は確実と噂されている。その人気をねたんでか、出馬を辞退しろと脅迫状が届くなどの事件が起きている。芙美子の訴えも、そうしたいやがらせと考えられるが、音川は無視できず調べを開始。16年前の4月、厳島神社で知られる広島県宮島の理髪店で、当時20才の広瀬圭子(清水美里)が殺害され、事件は迷宮入りしている。
葛西と宮島を結ぶ接点が浮かばない。葛西は能の研究家でもあり、能に関係する全国各地の土地を訪ねているが、厳島神社のある宮島にだけは行ったことがないと答える。芙美子は、犯人の遺留品だといって男ものの指輪を音川に差し出した。しかし、課長の秋山(遠藤太津朗)は捜査の必要性を認めない。音川は、自費で宮島を訪れ、捜査を続けた。
被害者の圭子は理髪店の一人娘。芙美子は圭子の実母だった。圭子は、旅行中の男性が訪れた後に被害にあっていた。芙美子は、その男性が葛西で、彼が犯人だと主張する。しかし、当時その旅行客は容疑者から外された。殺害の動機が考えられないからだ。動機の点では、芙美子が再婚した広瀬隆平(加藤正記)が怪しい。隆平は、当時ギャンブルに狂い、莫大な借金があった。さらに圭子に高額の生命保険を掛けている。住民は、事件は保険金欲しさに隆平と芙美子が共謀したと噂し、芙美子はそのため隆平と離婚、追われるように島を出た。隆平は結局証拠不十分で逮捕を免れたが、8年前死亡。
ところが、葛西が事件の日、宮島を訪れていることが発覚する。しかし、葛西が犯人であっても、時効を迎えた犯人を逮捕することはできない。事件で妻を亡くしている音川には、芙美子の気持ちがよく理解できるが、警察官としてこれ以上何ができるというのか。娘を殺された芙美子の無念は、どのようにすれば癒されるのか。

2006年05月13日 13時00分 放送

結婚詐欺殺人事件・美女5人を騙した男

(原作) 大谷羊太郎
(脚本) 渡辺善則
(監督) 一倉治雄
(プロデューサー) 塙淳一
         中野昌弘(テレビ朝日)
         池ノ上雄一
         小嶋雄嗣(東映)
(制作) テレビ朝日
    東映

(出演)
八木沢庄一郎 松平健
百々一美 岩崎ひろみ
本郷比呂子 相田翔子
宇佐美益江 姿晴香
河津警部 田山涼成
奈須原道夫 中山仁
堀川啓伍 遠山俊也
堀川奈美 有沢妃呂子
宇佐美文子 大塚道子
奈須原恵 山口香緒里
木村杏子 梶敦美
小津警部 山形恵介

(あらすじ)
信州小諸の千曲川沿いの旅館に、東京の大学教授を名乗る男が泊まっていた。男は指名手配中の結婚詐欺師で、所轄署の刑事たちが旅館に踏み込んだ時、素早く逃走してしまう。そして翌日、近くのスナックのホステスが、男を追って姿を消したのだった。
それから2週間後、東京向島で産婦人科医の刺殺体が発見される。死後3日ほど経っていて、医師の預金数干万円がキャッシュカードを使っておろされていた。
現場に残された指紋から、筋金入りの結婚詐欺師で指名手配中の奈須原(中山仁)の犯行と判明、銀行の防犯カメラによって女の共犯者がいることがわかる。
警視庁捜査一課の八木沢警部補(松平健)と部下の百々一美刑事(岩崎ひろみ)がこの事件を担当することとなり、一美の調べで、奈須原は2週間前に小諸で逮捕を逃れて逃走しており、翌日、付近のスナックのホステス・奈美(有沢妃呂子)が夫・堀川啓伍(遠山俊也)の制止を振り切って奈須原のあとを追っていったことが判明する。奈須原の共犯は奈美なのか?
那須原の足取りを調べるため八木沢と一美は小諸へと向かう。そして八木沢はこの地で本郷比呂子(相田翔子)という週刊誌記者と知り合う。彼女は8歳の時まで小諸に住んでいたという。小諸に来たのはプライベートな用事ということだったが、何か屈託ありげな比呂子の様子に八木沢は気付く。
その夜、奈美が勤めていたスナックに聞き込みに行った八木沢は、店で比呂子と顔を合わせる。比呂子は奈須原のことをホステスから取材しているところで、八木沢の顔を見ると、挨拶もそこそこに店を出て行ってしまう。
八木沢は、あらためて店のママの益江(姿晴香)から奈須原と奈美の関係を尋ねた。益江によると二人が駆け落ちしたのは眉唾だというのだ。その根拠を聞いたところ、女の勘だとはぐらかされてしまう。
数日後、東京で奈須原の死体が発見される。発見者の通報によって八木沢は現場に駆けつけるが、そこは比呂子のマンションで、死体を発見したのは比呂子自身だというのだが…。

2006年05月06日 13時00分 放送

第一級殺人弁護・下着トリックの謎

(原作) 中嶋博行
(脚本) 吉田 剛
(監督) 山本邦彦
(プロデューサー) 塙 淳一(テレビ朝日)、柳田博美、川西 琢(大映テレビ)
(制作) テレビ朝日、大映テレビ

(出演)
京森英二 風間トオル
京森桂子 吉本多香美
沖田房江 冨士真奈美
立花由加里 森下涼子
藤岡龍一 平泉成
永井聡 相島一之
杉田綾子 沖直未
宇田達也 久保田篤

(あらすじ)
横浜に住む京森英二(風間トオル)は、熱意だけは人一倍ある駆け出し弁護士。
一応事務所は構えているものの、たいした仕事があるわけでもなく、事務員の立花由加里(森下涼子)からいつも尻を叩かれている。彼の妻・桂子(吉本多香美)は元警察官で、二人の間には5歳になる一人娘がいる。
ある日、英二は当番弁護士として神奈川県警外事課に赴く。船舶関係のクリーニング店を営む沖田房江(冨士真奈美)の相談に乗るためだった。
房江の店の従業員は全て外国人で、ほとんどが不法就労者だったために、彼女は出入国管理法違反で逮捕されたのだ。房江は逮捕時に、自分は悪いことはしていないと抵抗したため、公務執行妨害罪にも問われていた。
英二が会った時も房江は意気軒昂で、署員をてこずらせていた。英二はその肝っ玉母さんぶりに圧倒されてしまう。
数日後、英二の奮闘で公務執行妨害は不起訴、出入国管理法違反は罰金を払うことで房江は釈放された。房江ぱ、これから金策に走り回らなくてはならないと英二に語った。
その夜、英二は房江から大手銀行の支店長と会うので立会人になってほしいといわれる。どうやら銀行との間で何かトラブルがあったらしい。さらに、当の支店長・杉田(相島一之)からも、房江のことで会いたいとの連絡が入る。
英二は指定されたホテルに向かったが、そこで杉田の死体を発見する。死体のそばには、房江の店で使っている洗濯用のロープが落ちていた。
ホテルで夫と待ち合わせていたという杉田の妻・綾子(沖直未)の逃げていく房江を見たとの証言もあり、房江は殺人容疑で逮捕される。そして英二が房江の弁護人となるが…。