2006年04月29日 13時00分 放送

温泉若おかみの殺人推理 「不倫の汚名をきせられて…」

(脚本) 宇都宮郁代
(監督) 寺山彰男
(プロデューサー) 塙淳一(テレビ朝日)、柳田博美、野木小四郎(大映テレビ)
(制作) テレビ朝日、大映テレビ

(出演)
小野寺朝子 東ちづる
小野寺貴代 岡田茉莉子
小野寺恭平 松村雄基
中村ヨリコ 広岡由里子
星川英治 萩原流行
星川純子 永光基乃
柳沢隆志 大橋吾郎
柳沢真理 渡辺真起子
奥田信行 宮崎達也
奥田朋江 吉宮君子

(あらすじ)
小野寺朝子(東ちづる)は、琵琶湖グランンドホテルの元気いっぱいの若おかみ。夫の恭平(松村雄基)は大津警察署の刑事で、彼の母親・貴代(岡田茉莉子)が大おかみとしてホテルに君臨し、朝子におかみとしての特訓を施している。
ある日、ホテルに警察に追われた強盗犯が逃げ込んで客を人質に取るが、朝子の機転で逮捕される。この武勇伝が評判を呼び、ホテルには客が押し寄せる。そしてそんな客の中に、星川英治(萩原流行)、純子(永光基乃)、柳沢隆志(大橋吾郎)、真理(渡辺真起子)、奥田信行(宮崎達也)、朋江(吉宮君子)の三組の夫婦の姿があった。
真理と純子は、かつて朝子が東京でダイビングスクールのインストラクターをしていたときの生徒であり、朝子がここの若おかみになったと知って予約を入れてきたのも真理だった。
純子の夫の星川は売れっ子の画家で、彼の周りには常に女の影があった。そして、実は朝子も東京にいた一時期、彼と恋愛関係にあり、そのことは純子も真理も知っていた。
3年前、星川にプロポーズされた朝子は、悩みぬいた末、誰にも告げずに東京を離れた。当時から星川は純子や他の女に取り巻かれていて、自分一人が愛されているという思いが朝子にはなかったのだ。琵琶湖グランドホテルに就職した朝子は、跡取り息子の恭平と恋に落ち2年前に結婚した。星川のことを恭平は知らないが、朝子にとって星川はすでに過去の人だった。朝子が星川の前から姿を消したあと、彼が純子と結婚したことは、朝子は週刊誌によって知った。
星川は、まだ朝子のことを忘れかねているようで、ホテルに着いた夜、話があるので湖畔まで来てほしいと囁く。だが、朝子にはその気はまったくない。
その直後、純子が憔悴した様子で外へ出ていくのを見かけた朝子は、心配になってあとを追う。その時、悲鳴とともに水音が聞こえ、朝子は、純子が湖で溺れているのを発見する。朝子は湖に飛び込み純子を助け上げるが、そこに星川が駆け付けてくる。
そんな中、真理が現れ「やっぱり私が心配した通りだ」と、朝子に向かって吐き捨てるようにいう。真理は呆れたことに、朝子が星川と縒りを戻そうとして、純子の命を狙ったのだと主張する。純子を助けたのは、たまたまそこに星川が現れたからだというのだ。真理によれば、純子に「あなたの葬式には必ず参列します」とワープロで打たれた脅迫状が来ていて、さらに二度ほど車に轢かれそうになったという。真理は、朝子が最近3回にわたって上京したことも調べ上げていた。このホテルに来たのもなにか含むことがあってのことらしい。だが、朝子にとっては迷惑な話だった。

2006年04月22日 13時00分 放送

「虚貌~顔の無い殺人者」

(原作)雫井脩介 『虚貌』(幻冬舎刊)
(脚本)外村朋子
(監督)吉田啓一郎
(制作)テレビ朝日、東北新社

(出演)
滝中守年・・・渡瀬恒彦
滝中朱音・・・遊井亮子
辻薫平・・・菊池健一郎
北見宣之・・・林泰文
湯本弘和・・・西岡竜一朗
庄村利光・・・秋野太作
段林刑事部長・・・金田明夫
吉井刑事・・・嶋大輔
平賀敢児・・・石橋蓮司
荒勝明・・・永倉大輔
時山次郎・・・柳野コウセイ
坂井田昇・・・宮吉康夫

(あらすじ)
 滝中守年(渡瀬恒彦)は、岐阜北署交通課の運転免許係。半年ほど前までは捜査課の刑事だったのだが、刑事部長の段林(金田明夫)とそりが合わず、今の部署に異動になっていた。滝中は、数年前に妻を亡くし、一人娘の朱音(遊井亮子)も、象を飛び出して東京で働いていた。
 ある日、滝中は後輩の辻刑事(菊池健一郎)から、荒勝明(永倉大輔)が仮釈放で出所したと聞かされる。荒は、滝中にとって忘れられぬ男だった。15年前、美濃加茂市にある『気良運送』に4人組の強盗が押し入り、見者めた社長をナイフで刺した挙句、店舗兼住居に放火するという事件があった。この火災により、社長夫婦は焼死、当時10歳だった息子も大火傷を負うという悲惨な結果となってしまった。この事件を担当していたのが滝中で、『気良運送』の従業員だった荒と、当時まだ十代の少年3人の犯行と判明、主犯の荒は懲役20年の刑に服し、少年3人はそれぞれ少年院に送られたのだった。
 翌日、滝中はテレビのニュースで、スナック経営者・坂井田昇(宮吉康夫)が殺されたことを知る。坂井田は、15年前の事件の共犯者の一人だった。坂井田が殺されたのは前夜のことで、被害者が殺されたと思われる時刻に、中年の男が店を出て行くのを目撃されていた。辻の話では、凶器の庖丁から荒の指紋が検出されたため、荒の犯行と断定されたという。荒の懲役20年という刑に比べ、共犯の少年たちは、ほんの数年で社会復帰している。その恨みによる犯行なのか?
庄村捜査一課長(秋野太作)の計らいで、一時的に捜査に加わることになった滝中は、共犯者の一人、時山次郎(柳野コウセイ)を訪ねる。時山は今では、父親の跡を継いで建設会社の社長に納まっていた。その時山は、坂井田が荒に殺されたことを滝中が告げても、動揺は見せない。そんなことより、これから大事な商談があるのでと、滝中に帰るよう促すのだった。帰りがけ、滝中は商談の相手らしい男とすれ違う。滝中は、その足で荒の姉・知子(三田篤子)の家に向かった。知子によると、荒は出所後一度訪ねて来たが、迷惑が掛かるからとすぐ消えてしまったという。
やがて、荒の行方がつかめぬうちに、時山が殺されてしまう。そこで滝中は、東京でカメラマンとなっている共犯者の最後の一人、湯本弘和(西岡竜一朗)に会いに東京へと向かう。ところが、湯本の象で意外な人物と顔を合わせることに…。

2006年04月15日 13時00分 放送

新・科捜研の女「File-1」

(脚本)戸田山雅司
(監督)辻野正人
(制作)テレビ朝日、東映

(出演)
榊 マリコ・・・沢口靖子
土門 美貴・・・加藤貴子
日野 和正・・・斉藤暁
宮前  守・・・山崎一
佐久間 誠・・・田中健
乾  健児・・・泉政行
谷口 朝男・・・丸山智己
榊 伊知郎・・・小野武彦
土門  薫・・・内藤剛志

〈第1話ゲスト>
久崎 英子・・・鈴木杏樹
角田 道弘・・・大浦龍宇一
薬師寺 実・・・大沢樹生


(あらすじ)
 ある日、徹夜の捜査を終え帰宅した榊マリコ(沢口靖子)は、玄関の鍵が開けられていることに気付<。恐る恐る中に入るマリコ。すると居間に男の影が!「いきなり朝帰りか?」振り返った男はなんと、マリコの父・伊知郎(小野武彦)だった。一方的にしばらく泊めてもらうと言う伊知郎。父の勝手な振る舞いに不満をあらわにするマリコだが、じっくり話し合う間もな<、呼び出しを受け再び捜査へと出掛けて行く。
 とあるマンションの敷地内。住人・川添公太(平井カ)の転落死体が発見される。腕には注射痕。覚醒剤の幻覚症状による事故か?川添の室内を捜索するマリコは、部屋に飾られた18年前の写真に気付く。裏にはビニール袋。それを、生活安全課の刑事・久崎英子(鈴木杏樹)が、麻薬売買の証拠品として預かると言い、マリコの手から奪い取ってい<。英子によれば、川添は禁止薬物取引の容疑で内偵中だったという。土門薫(内藤剛志)は、マリコが先に見つけたにもかかわらず、かつての後輩である英子に麻薬関連の物を渡すよう便宜を図るのだった。
 捜査を終え、部屋を出るマリコたち。だがなぜか英子だけは、18年前の写真を一人じっと見つめているのだった。

2006年04月08日 13時00分 放送

「女と愛とミステリー」 私はやってない!-痴漢えん罪殺人連鎖-

(原案) 鈴木健夫
太田出版「痴漢犯罪生産システム」より
(脚本) 清水有生
(監督) 淡野 健

(出演)
三沢  敦・・・村上弘明
立花 冴子・・・田中美里
梶原 新平・・・石倉三郎
和久井幸子・・・洞口依子
三沢 玲子・・・石野真子
倉田 幸広・・・伊藤俊人
平岡 利江・・・風祭ゆき
秋山 宗平・・・浅沼晋平
宮本 先生・・・池内万作
教頭 先生・・・松澤一之
校長 先生・・・大林丈史

(あらすじ)
真面目で生徒からの信頼も厚い小学校教師・三沢敦は、通勤中の満員電車で置換に間違われる。疑いを晴らすため状況を説明するものの、三沢は警察で取り調べをうけることとなる。
刑事の梶原は、端から三沢を痴漢扱いし、罪を認めれば拘留されずにすむ、と容疑を認めるよう促す。三沢はやってないものを認めるわけにいかない、と帰宅しようとするが、すでに自分が痴漢の容疑で現行犯逮捕された事実を知り、愕然とする。現行犯の場合、その場に居合わせた民間人でも逮捕できるという「私人による逮捕」が適用されるのだ。
そこへ別件で梶原に面会に来ていた弁護士・立花冴子が、三沢の弁護を引き受けることになる。三沢は2ヶ月前に痴漢を捕まえたことがあり、そんな自分が痴漢をするはずがないと訴えるが、その論理は裁判では通用しないと一喝され、厳しい裁判になると告げられる。しかし三沢は、自分の生徒のためにも裁判で闘うことを決意する。

2006年04月01日 13時00分 放送

「女と愛とミステリー」 逃げ口上

原作・・・滝本陽郎
脚本・・・西岡琢也
監督・・・鷹森立一
(出演)
城戸周一郎・・・いかりや長介
吉澤かずみ・・・萬田久子
伊達良和・・・西村和彦
城戸瑞恵・・・丘みつ子
小松崎義彦・・・北村総一朗
伊達佳子・・・水島かおり
西村孝夫・・・葛山信吾
相原淳司・・・峰岸徹
相原恭子・・・中山麻理 ほか

(あらすじ)
城戸周一郎は、9年前、容疑者殺害の罪で服役し、刑事職を追われた過去を持つ。駐車場の警備員をしながら、別居中の妻・瑞恵の心配をよそに覇気のない生活を送っていた。
そんなある日、住宅街の路線バスが爆破され、運転手と乗客の計7人が犠牲となる事件が起きる。被害者の中には、城戸が刑事時代にコンビを組んでいた伊達良和も含まれていた。事件の前日、数年ぶりに伊達と再開していた城戸は、複雑な心境で1ヵ月後に行われたバス事故の合同慰霊祭に出席する。
数日後、吉澤かずみと名乗るホステスが城戸を訪ねてきた。かずみは自分の不注意から小学3年になる愛娘をバス事故で亡くし、事件の真相を追って遺族のもとを訪ね歩いていた。伊達と城戸の関係を聞いてやってきたかずみは、2人が担当した昔の事件で恨みを買うような事実はなかったかと訪ねる。遺族でもなく、まして今では刑事でもない城戸にとって、かずみの存在は煩わしいだけだった。しかし行き詰る捜査に、母親の執念を感じた城戸は独自に遺族に聞き込みを開始する。
そんな中、伊達が自分の9年前の事件を再捜査していた事実を知る。