2006年01月28日 13時00分 放送

温泉・大作戦!

「星野さつきの事件簿 伊豆稲取で海の宝石ギンデイをゲットせよ」

(脚本) 成瀬活雄
(監督) 合月勇
(プロデューサー) 福永喜夫(ABC)、黒川浩行(トレンド)、有田泰浩(トレンド)
(制作) ABC、トレンド

(出演)
星野さつき・・・森口瑤子
島慎之介・・・東幹久
城之内愛子・・・野際陽子
岩田幸平・・・村田雄浩
橘香子・・・剣幸
中嶋典子・・・芳本美代子
小沢安・・・鹿内孝
田崎優・・・夏木陽介
村川大助・・・山谷初男
桜井恵美・・・星野有香
満代・・・松井紀美江
徳永・・・高松しげお

(あらすじ)
 静岡県東伊豆の名湯、稲取温泉の老舗旅館「あさひな」に新しく従業員が採用された。女将・香子(剣幸)のサポートと経理を担当する星野さつき(森口瑤子)、板場の島慎之介(東幹久)、仲居の桜井恵美(星野有香)の3名。仲居の満代(松井紀美江)ら古参の従業員は、客足が減り経営が苦しいときに新人を3人も入れる女将に不審を抱くが、さつきらは、香子の依頼で派遣されてきた旅館コンサルタントだった。
 さつきは旅館経営のスペシャリスト、慎之介は創作料理の達人、恵美は旅館装飾・もてなしのエキスパート。さつきらは、旅館コンサルタント界の大物・城之内愛子(野際陽子)の指令で稲取に来た。愛子の配下にはもう一人、元刑事で全国の温泉を知り尽くした岩田幸平(村田雄浩)がいる。
 旅館あさひなは、長年にわたり売上げが落ち込み、経営は悪化の一途。ここ数年は、多額の使途不明金も見つかっている。さらに、大手のホテルチェーンがあさひなの買収を計画、やり手の社員・丸山(木下ほうか)に命じて着々と準備を進めていた。
 料理記者の山口由香(小高麻友美)が投宿する。由香は以前、あさひなの料理を雑誌で酷評したことで、客足に影響させたことがあった。板長の小沢(鹿内孝)は、稲取名産の金目鯛を夕食に出した。ところが、由香は、一口食べるなり、金目が稲取産ではなく遠洋物だとクレームを付ける。小沢は、使った金目は指摘された通り遠洋物であることを素直に認めた。稲取産は水揚げが少なく価格が高いため、遠洋物に切り替えたのだ。さつきはお客を呼び戻すためにも、稲取産の金目にこだわって欲しいと主張する。仲居の中嶋典子(芳本美代子)が、それならさつきらの力で稲取産の金目を集めればいい、と挑発。さつきは、承知した。ところが、あさひなには、漁協から直接魚を仕入れることのできる仲買権がない。元々数の少ない稲取産金目を手に入れるのは、不可能に近い。慎之介は、漁協に根気よく通い信用を築く以外に方法はないと話す。
 そんな中、由香が遺体で発見される。さつきらが稲取に来る前にも、周辺で若い女性が殺されており、2件目の殺人事件である。所轄の刑事・徳永(高松しげお)らは香子を疑い尋問する。殺人事件に続き女将への嫌疑などで、キャンセルが相次ぐ。さらに丸山が現れ、番頭の高木(鈴木慎平)と交渉を開始。さつきは、買収には応じられないと香子に代わって応対するが、丸山には通じない。
 さつきらは再建策を発表する。それは、接客、料理、内装、清掃、サービス、営業まで多岐にわたり、間違った効率主義を廃し、客の立場にたった経営に戻すという大改革だった。
 由香は、3ヵ月前大量の金目を仕入れた東京のレストランチェーンの依頼で、金目の販売ルートを調べていたことが判明。レストランチェーンは稲取産と遠洋物をすり替えられ、大損害を蒙っていた。さらに、丸山らが1年にわたり、あさひなを中傷する電話やファックスを各所に入れ、営業を妨害していたという。
 殺人容疑が晴れ、香子が戻ってきた。東京でインテリア会社を経営する田崎(夏木陽介)が投宿する。さつきらの新しい経営戦略が効を奏したのだ。慎之介は、漁協組合長の村川(山谷初男)から稲取産の金目を手に入れ、小沢とともに腕をふるい田崎を感動させる。気をよくした田崎は会社の創立記念を祝う宴会を行いたいと話す。田崎の要望にこたえるためには、大量の稲取産金目が必要になる。高木は、稲取の金目はただでさえ数が少ないため、不可能だという。
 偽稲取産金目を東京のレストランチェーンに流した疑いがある漁師の浜田(近童弐吉)が殺される。一連の殺人事件の真相は何か。また、さつきらは稲取産金目を揃えて田崎らを満足させ、あさひな再建をなしとげることができるのか。