2005年08月06日 13時00分 放送
顔のない女 ~エンバーマー村上美弥子~
(原作)雨宮早希
「エンバーミング」より
(脚本)塩田千種
(監督)和泉聖治
(主なキャスト)
村上美弥子(萬田久子)
今井葉子(山田邦子)
村上高彰(中山仁)
村上瑠璃子(朝加真由美)
ショーン・ポルドウィン(セイン・カミュ)
飯田孝(渡嘉敷勝男)
倉本昭三(谷啓)
平岡雄一郎(東幹久)
(あらすじ)
行方が分からなくなっていた飲食店経営者・藤原成光が、多摩の山中で死体となって発見された。捜査にあたっていた平岡刑事は、顔面をひどく殴られ、顔の骨が折れてしまった藤原の遺体修復をエンバーマー(遺体衛生保全技師)の村上美弥子に依頼する。その頃、アパートの部屋で藤原殺害事件のニュースを見ていた飯田孝に一本の電話がかかってきた。驚いた飯田が恐る恐る電話に出ると、じきに彼も殺された藤原と同じ目に遭うと言う女の声がし、電話が切られた。すぐに部屋の外の様子を窺った飯田は、人影に気づき、あわててアパートから逃げ出す。 平岡の立合いの元、遺体を生前のように修復する処置を行っていた美弥子は、藤原には生まれつき、下の前歯の横にある2本の側切歯が生えていなかったことを指摘する。
さらに平岡は、藤原が殺されて以来、彼の店で働いていた事務員の板倉が店に出てこなくなったことを知る。しかも彼女は、藤原と不倫の関係にあった。翌朝、女子高生の深山春香は、公衆の男子トイレから足早に出てきた人物とぶつかった。胸元のペンダントが目に入り、不信に思った春香が男子トイレを覗くと、そこには、血にまみれた飯田が倒れていた。その後、死体の第一発見者である春香は警察で事情を聞かれるが、彼女はトイレでぶつかった人物の顔を覚えてはいなかった。警察署を後にしょうとした春香は、夫殺しで指名手配中の今井葉子の手配写真を偶然目にして愕然とする。写真の葉子がしているペンダントは、彼女がぶつかった人間がしていたペンダントと全く同じものだったからだ。春香は、自分が目撃したのは今井葉子に間違いないと断言するのだった。
一方平岡は、14年前から葉子を追い続けている倉本刑事と久しぶりの再会を果たす。倉本によると、葉子は今までに4回も整形手術で顔を変えており、後三年で時効を向かえてしまうという。さらに、平岡が殺された藤原の歯の件に触れると、倉本は、トイレで殺害された飯田にも2本の側切歯が生まれつき生えていなかったことを告げる。
愕然とした二人は、藤原と飯田の事件の関連を疑い始める…。






