2005年05月28日 13時00分 放送

座長・花村龍子こんぴら殺人事件

(脚本)友沢晃
(演出)佐々木章光

(出演)
花村龍子(小林幸子)・花村小百合(加賀まりこ)・花村桃(有森也実)・松波弘浩(井原剛志)・花村隼人(中村七之助)・花村翼(藤山扇治郎)・小林和彦(金田明夫)・港俊二(穂積隆信)・角田高造(田山涼成)・立木鉄平(松澤一之)・港則夫(山崎大輔)

(あらすじ)
龍子(小林)し無き父から継いだ大衆演劇一座の座長。妹の桃(有森)ら役者たちと全国を巡っている。結婚していたが旅暮らしに疲れた夫は去り、龍子の下には、息子の隼人(中村)と翼(藤山)が。中学生の隼人は女形として舞台に立っている。ある日、7年前に一座を飛び出した姉の小百合(加賀)が、ロンドンで結婚したという夫・弘浩(井原)を連れて舞い戻ってきた。2人を加えた一座は興行地・香川県の琴平へ。

2005年05月21日 13時00分 放送

保険調査員 ベランダ殺人事件

(原作)福嶋正人「生命保険Gメンが見た現実と忠告」より(近代文華社刊)
(脚本)倉沢左知代
(監督)根本実樹

(主なキャスト)
蒲田吟子(泉ピン子)・千原勝一(村田雄浩)・篠崎宏(岡本信人)・沢井孝介(石丸謙二郎)・瀬川茂雄(津村鷹志)・金森和義(布川敏和)・沢井綾子(岩城茉里)・沢井翠(吉谷彩子)・門倉直子(佐々木麻由子)・門倉哲治(草薙幸二郎)・栗田桃子(川奈和美)・浅川美代子(阿部朋子)・奥寺洋子(片岡聖子)・合田小百合(伊藤幸子)・大川富子(大島蓉子)・袴田大介(藤岡琢也)

(あらすじ)
四十半ぱを過ぎながら独身生活を続ける保険調査員・蒲田吟子は、リサーチ会社の所長・袴田大介から、新しいパートナーを紹介された。そのパートナーとは、吟子とほとんど変わらぬ年齢の元刑事、千原勝一だった。吟子と勝一のコンビが最初に任された調査は、死亡保険金の支払いに関するもの。ベランダから転落した主婦に掛けられた死亡保険が、事故のわずか三日前の契約によるものだったため、生命保険会社から調査依頼が来たのである。吟子と勝一は、本当に事故による落下だったのか確認すべく、現場のマンションを訪問。隣人に話を聞いたところ、落下した主婦・沢井綾子は、事故の前、ベランダの室外機の上に作られたハトの巣を心配そうに見つめていたという。干してあった布団とともに落下していたので、すぐに隣家の沢井綾子だということが分かったらしい。吟子と勝一は、次に亡くなった沢井綾子の夫・孝介と面談する。そこで事故当日、マンションを綾子の前夫の弟である篠崎宏が訪ねてきていたことを知った。孝介は、再婚のためわずか一年足らずの結婚生活であったが、綾子の連れ子である翠は自分が育てると、力強く語るのだった。
次に二人は篠崎宏のもとを訪問。彼が沢井家を訪れたのは、綾子に再婚のお祝いを言うためだったという。到着したのは事故直後で、あと五分早く訪ねていれば、あんなことにはならなかったと、篠崎は吟子と勝一の前で激しく悔やむのだった。
事故当時、沢井綾子の夫・孝介は会社におり、完全なアリバイが成立している。自殺をする理由もなく、吟子は調査の結果、沢井綾子の死は事故によるものと判断する。だが、勝一はその結果に疑問を投げかけるのだった。
しかし吟子は、コンビを組む勝一の働きぶりに不満を持っていた。調査員の仕事をやる気があるようには思えないのだ。それでも所長の袴田は面倒を見てやってほしいと懇願する。
結局、生命保険会社から、沢井孝介に、死亡保険金二千万円は無事支払われた。だが、母親を亡くした翠のために保険金を役立てたいと言っていた孝介の言葉が忘れられないでいた吟子は、信じられない事実に遭遇する。なんと翠が、福祉事務所の方へ長期間預けられたままだったのだ。翠のことを心配し、吟子は孝介の行方を追う。すると、彼はどこかへ引っ越したという。しかも家財道具を一切合切リサイクル・ショップに売り払っていたことが判明する。不審に思った吟子は、勝一とともに再び孝介のことを調べ始める…。

2005年05月14日 13時00分 放送

和久峻三ミステリー 「赤かぶ検事(13) 氷見~高山ブリ街道連続殺人事件!」

(原作) 和久峻三
(脚本) 土屋保文
(監督) 岡屋龍一
(プロデューサー) 東浦陸夫(ABC)・武田功(松竹)
(制作) ABC・松竹

(出演)
柊茂(橋爪功)・柊春子(藤田弓子)・柊葉子(高田万由子)・米田警部(秋野太作)・榊田善部補(渡辺哲)・赤木真貴子(小松千春)・杉原奈緒美(杉田かおる)・山下日出子(長内美那子)・柊正男(石川伸一郎)・柊誠二(土倉有貴)・赤木益男(小林滋央)

(あらすじ)
海産物問屋を経営する赤木喜三郎(田畑猛雄)が、自社の冷凍庫内から遺体で見つかった。喜三郎は、がんノイローゼになっていた疑いがあり、自殺も考えられるため、赤かぶ検事こと、柊茂検事(橋爪功)は、自他殺の両面捜査を米田警部(秋野太作)らに命じた。喜三郎は、8年前、富山県氷見で妖艶な美女・真貴子(小松千春)をみそめ、従業員の益男(小林滋央)を養子にして、真貴子を彼と結婚させた。半年後、強引に真貴子と肉体関係をもった喜三郎は、その後も関係を継続。益男はすぐに2人の関係を知ると、ショックの余り家を飛び出た。以後、真貴子が喜三郎に代わり実質上会社を切り盛りしている。ところが、半年前、喜三郎の亡妻の連れ子・杉原奈緒美(杉田かおる)が、借金返済に苦しむ夫悦次(大場順)とともに赤木家に戻った、奈緒美は喜三郎の会社を乗っ取るため、真貴子を追い出そうとして、喜三郎と争いが絶えなかったという。
米田は、奈緒美が遺産目当てに喜三郎を殺したと主張。一方、榊田警部補(渡辺哲)は、女房を寝取られた益男を怪しむ。
真貴子は、喜三郎が死んだ夜、高山の隣町・古川で、離婚について話し合うため益男に会っていたと打ち明ける。ところが、その時刻に益男が喜三郎と会っていたことが判明。真貴子は柊に追及されると、事件のあった夜、益男から喜三郎を殺したと告白され、アリバイエ作を依頼されたと供述を翻した。益男は黙秘を貫くが、柊は、状況証拠などから公判維持は可能と考え、益男の起訴に踏み切る。柊の娘葉子(高田万由子)が益男の弁護を引き受けた。検事と弁護人が同居としているのは不都合なため、ふだんなら葉子が家を出る。しかし今回は、浮気の疑いから妻春子(藤田弓子)との仲が険悪な柊が、追い出される形でホテルに宿をとった。
公判が開始される。益男は事件の夜喜三郎と会ったことは認めたものの、殺人については否認。ところが、お手伝い小柳三千代(川俣しのぶ)の証言から、益男が殺人を告白したというのは真貴子の作り話であることが明らかになった。真貴子は、東京の銀行マン浜岡雅信(湯口和明)と結婚を約束。益男との離婚話を進めるためウソをつく必要があったという。柊は本庁から益男の起訴を取り下げるように迫られるが、しばらくの猶予を願い出る。
真貴子が喜三郎の会社を東京に進出させようとして、喜三郎に反対されていたことが明らかになる。浜岡と結婚したいと告げた真貴子の話とあまりにも違いすぎることに柊は不審を覚える。
やがて奈緒美が遺体で見つかる。奈緒美が相続する喜三郎の遺産が、夫の悦次のものになることから、悦次も容疑者として浮上。真貴子は奈緒美が殺された時刻、母日出子(長内美那子)と氷見にいたため、アリバイがある。悦次もアリバイはあるが、暴力団を使った可能性が強い。米田は、悦次を2つの殺人事件の真犯人とみて、益男の起訴を取り下げるよう説得するが、柊は聞き入れない。
真貴子が悦次とも深い関係にあったことが発覚。柊は、第3回公判で日出子を証人席に立たせ、事件の真相を暴いていく。

2005年05月07日 13時00分 放送

西村京太郎サスペンス「鉄道捜査官・愛と哀しみの飯田線」

(原作) 西村京太郎
(脚本) 田上雄
(監督) 村川透
(プロデューサー) 塙淳・内山聖子(テレビ朝日)・藤田恵里香(ViViA)
(制作) テレビ朝日・ViViA
(出演)
花村乃里子(沢口靖子)・倉田剛(地井武男)・若宮夕子(遠野凪子)・小林みどり(川合千春)・久我達也(野村祐人)・望月春樹(小林健)・柏木麗子(藤田憲子)・真田刑事(山村紅葉)・青柳恒夫(団時朗)・羽田岩男(冨家規政)・三崎真弓(今村恵子)・花村光代(大方斐紗子)・宮川刑事(井上康)

(みどころ)
警視庁鉄道捜査隊東京駅分駐所に所属する鉄道捜査官・花村乃里子(沢口靖子)は、ある日、東京駅構内をパトロール中、女の叫び声を耳にする。駆けつけてみると、若い女性が二人組の男にバッグを引ったくられようとしている。バッグを奪い二人組が逃げようとした時、女連れの中年の男が足払いを掛けて一人を転倒させた。慌てた二人組は、バッグを放り出すと人ごみにまぎれて逃げ去ってしまう。
被害に遭ったのは小林みどり(川合千春)というモデルで、足払いを掛けたのは金融会社社長の青柳恒夫(団時朗)、連れの女性はモデルクラブの経営者・柏木麗子(藤田憲子)だった。あまり仕事がないというみどりに、うちにこないかと麗子が誘い、青柳もそれを勧めたのだった。
それから数ヵ月後、青柳が名古屋駅近くのホテルで殺される。乃里子は新聞でこの事件を知ったが、まさか自分に関わってくるとはその時は夢にも思わなかった。
数日後、東京駅分駐所に久我達也(野村祐人)という若い捜査官が転属してくる。その久我が乃里子の上司の倉田(地井武男)や乃里子たちに挨拶をしているところに、愛知県警の真田(山村紅葉)、宮川(井上康)という二人の刑事が訪ねてくる。
青柳殺害の容疑者が浮かんだのだが、その人物は青柳が殺害されたと思われる時刻に久我と一緒にいたとアリバイを主張しているというのだ。
その容疑者は、大手商事会社の重役秘書・若宮タ子(遠野凪子)で、青柳が殺される一ヶ月ほど前に激しく口論しているのを目撃されていたという。
久我は、確かにタ子を知っていて、青柳が殺されたと思われる時刻には彼女と飯田線に乗っていたと証言するが…。