高山から見つめる

そして、高山の大自然 環境の象徴は今・・・

世界の南限に生息するライチョウの危機

信州の自然を象徴するのは、北アルプスや南アルプスをはじめとした、高山帯です。
標高3000メートルを超える厳しい自然環境の中で、人の手が届かない生命の営みが育まれてきました。
かつて日本人はそこを「神」の領域として恐れ、崇め、大切にしてきました。
確かに、この自然の殿堂がなければ、森は水を作ることができず、様々な生命が恵みを授かることができません。
いわば、森、里山、街の様々な生物の暮らしの後ろ盾です。
その後ろ盾が壊れかけています。温暖化によるハイマツの枯損やシカなどの高山への進出による高山植物の危機により、世界の南限に生息する「ライチョウ」の数が著しく減少しているのです。
かつて、神の鳥として大切にされてきた「ライチョウ」の危機は信州の、日本の、地球の危機を象徴しているのです。

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