片岡鶴太郎展 『還暦紅』

片岡鶴太郎展 『還暦紅』

イベント概要

役者として活躍する一方で芸術家としても多彩な才能を発揮し続ける片岡鶴太郎さん。その作品は絵画から陶芸、また着物絵付けと多岐に渡ります。
本展は、画業20周年、そして還暦を越えても尚、ますます制作に意欲を燃やし続ける鶴太郎さんの節目の展覧会として、企画されました。創作活動20年の軌跡を、新作や未発表作品を含む120余点で展観します。過去の展覧会でも出展されずにいた処女作『家族』をはじめ、東映創立50周年記念映画「千年の恋ひかる源氏物語」のために書き下ろした『千年の恋 源氏物語』など、年に100点以上制作される作品から選りすぐりの代表作を降り返ります。また今回のテーマである「還暦紅」には、還暦からの人生にさらに華を咲かせようとの鶴太郎さんの強い想いが込められています。還暦紅のモチーフとして描くは金魚。最新作『金魚<二曲屏風>』を中心に、数点の作品を金魚シリーズとして展示し、鶴太郎さんの幻想的な芸術世界へと誘います。
独自の美術観から生み出される鶴太郎さんの作品をお楽しみください。

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家族 1993年

38歳の頃に油彩で描いた、私の処女作品。当日は「落日」というタイトルでした。
今回、展覧会では初のお披露目です。

「笑っていいとも」のオープニング・トークで紹介され、番組終了後、横尾忠則さんから「作品を交換しませんか?」と光栄なお言葉を頂き、絵を描くうえで大きな自信になりました。

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片岡鶴太郎展 『還暦紅』こぼれ椿 2014年

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片岡鶴太郎展 『還暦紅』

片岡鶴太郎 プロフィール

高校卒業後、片岡鶴八に弟子入り。3年後、東宝名人会、浅草演芸場に出演。その後、バラエティー番組を足掛かりに広く大衆の人気者になる。目下、幅広いキャラクターを演じられる役者として活躍し、日本アカデミー賞最優秀助演男優賞など数多くの賞を受賞。今年前期のNHK朝の連続テレビ小説「とと姉ちゃん」では隈井栄太郎役を好演。
画家としては、1995年に初の絵画展「とんぼのように」を東京で開催。以降、毎年新しい作品での個展を開催している。2001年、初の海外個展をフランス・パリにて開催し、好評を博す。2011年、初の本格的仏画を出展。2013年に第69代横綱白鵬の化粧まわしのデザインを担当し、伊勢神宮で奉納・お披露目された。2015年3月、書の芥川賞といわれる「第10回手島右卿賞」、同7月「第32回産経国際書展功労賞」を受賞。そして2016年4月より、羽田空港国内線第1旅客ターミナルにて、放送作家・小山薫堂氏とのコラボレーション作品11点を広告掲出中。画業を積み重ね、その心に奏でられた色彩は多くの人々を魅了している。

※写真提供:近代映画社

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片岡鶴太郎展 『還暦紅』

七福神 2012年

毎年、福を届けてくれる七福神を描いております。昔からの画題である七福神を、チャーミングにコミカルに表現致しました。

七福とは・・・私が存在するには両親があり、その両親の父母がおります。それで私を含めて七人。その七人を守るのが七福神です。

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img_katsuo-sara(左)鰹 1997年 / (右)椿 布目皿 2008年